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イベントレポート

第35回北海道土を考える会 夏期研修会/7月5日、6日(北海道上富良野町)

第32回北海道土を考える会が7月5~6日に行われた。直前までの晴天から雷雨に見舞われたが、スタッフを含めて100名余りが参加した。

「目で知る」「数字で知る」槌に接しているトラクタの足回りについて考えてみよう!!

 今年のテーマは、「『目で知る』『数字で知る』土に接しているトラクタの足回りについて考えてみよう!!」と題して、トラクタの踏圧や適正なウェイトバランスを実演検証によって理解しようという内容である。

 ホワイト農場のテントの前に、大きな秤を設置し、ホイール、ハーフクローラ、フルクローラ、前後に作業機を装着した偏平タイヤのトラクタが順に乗り、それぞれの前輪、後輪にかかる重量を計測した。概ね、前輪に48%、後輪に52%という後輪荷重の傾向が見られた。一方、前後に作業機を装着した事例では、フロントを上げた状態で前輪荷重になるだけでなく、前後の作業機を下ろすと、前輪荷重、後輪荷重ともに軽くなることが数値化された。つまり踏圧の軽減効果を観察できたのだ。

 雨天の中、ホワイト農場では各種トラクタの踏圧が穴を掘って展示されていた。実証に引き続いて行なわれた興味のある機械について語るディスカッションでは、ユーザーと購入検討者が意見交換する様子も見られ、盛り上がりを見せた。

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