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独断注目商品REVIEW

投入した長尺生竹をすり潰す 竹粉末は水稲苗床に有効活用

「竹粉末を水稲苗床に使うといい」という情報を耳にした。「土に比べて軽く、根張りも良く、ジャンボタニシ対策にも可能性がある!」と期待されるのは、柔らかい触感の加工竹粉だった。今回紹介するのは、その竹粉末に加工する機械である。

樹木粉砕機 ラブ・マシーン

 粉砕機に分類されるが、チッパーではない。西邦機工(株)が開発した機械はその名もラブ・マシーンという。英語の「こする」を意味する「Rub(ラブ)」に由来したネーミングだ。砕いて細かくするのではなく、投入物をすり潰して細かくする。

 長尺のままの生竹を上部から投入すると2本のスクリュー状の刃によって、強制的に中に送り込まれる。そして、出口にある3枚の固定刃と回転刃で圧力を加えて繊維を破壊する。出来上がるのは、フワフワした竹粉末だ。ラブバンブーと名づけられて製品としても売られている。長尺の竹を同様にチッパーで処理すると、断面は切断されたまま硬い竹が細かい粒となるだけで、繊維の先まで細かくすり潰されているラブバンブーとは大きく異なる。

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