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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

来年、交付金ソバの生産は増えるのか?


麦の乾燥機との共有はアレルギー問題があるので避けたいだろう。麦の共同施設は10カ所程度あるが、元々自分の乾燥施設に投資を行なわない集まりだし、一人反対すると物事を実施しない共同施設のソバ作りは難しいだろう。そうなると私の様に集団に属さず、補助金なしの自前の麦、大豆、ソバの独立した乾燥施設を持つ者は長沼に何人いるのかと、考える必要もなかった。長沼の麦が2000haを超えるくらいなので、せいぜい、今年の2から3倍くらいの400haから500ha程度であろう。

残念ながら多くの麦生産者は過去に自前の乾燥施設に投資しなかったことを、決して自分の子供たちには伝えないで、「ミヤイたちはズルイことをやっている」と小作人根性を全面に出すことになるだろう。私は、より働いて稼いでいるのだ。その過程にはしっかりとした投資を行なってきた。そして忘れかけていた二毛作助成の情報を提供していただいた近所の白川敏文さんには1万円/haの情報提供料をお支払させていただいた。タダで情報を仕入れようなんてケチ野郎は、元々価値のないリターンしか得られないのだ。

豊かな農政とそれを裏付ける投資をしたものが評価される社会を望んだのは、今いる日本人だけだろうか。

池袋のプリンスホテルが立てられる前に、戦犯を収容していたGHQ管理のスガモ・プリズンで、現在の天皇陛下の誕生日である1948年12月23日に7名の人間がなぜ絞首刑になったのかを教える、国内のメディアと教育機関が存在しない理由を、多くの若者は知らない。

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