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【あの機械この技術 私の取扱説明書】
ハイブリッド品種の玄米で乾田直播
- イチノセ・ファーム 一瀬俊郎
- 第6回 2013年05月20日
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ハイブリッドの多収品種「みつひかり2003」の玄米播種に挑戦しているという話を聞いて、イチノセ・ファームを訪ねた。親子は独立した経営を営む2軒の農家である。それぞれ契約生産が中心で、当初は各自所有していた機械も、現在は共有し、無駄を抑えている。
父、一瀬俊郎氏は(社)国際農業者交流協会による海外農場での研修経験を持ち、国や地域を越えた交流を通じて、常に先を見て経営の舵取りをしてきた。約20年前に直売所を建てて、コメを農協に出荷するのをやめた。その後、経営面積の拡大を見越して、乾田直播は避けて通れないと考えた。さっそく視察に出かけた先は、岡山県のみのる産業(株)。まさに同社が1994年にトラクタ牽引式の不耕起直播機を発売し、岡山県下に乾田直播を広めていた時期のことである。当時、実績のなかった九州に不耕起直播機を導入し、第一人者となった。
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一瀬俊郎
イチノセ・ファーム
■経営面積:(2軒合わせて)水稲22~23ha(ヒノヒカリ・みつひかり2003ほか)、加工用ジャガイモ(春)22~23ha、生食・加工用ジャガイモ(秋)5ha、タマネギ1ha、サツマイモ1ha、タマネギ苗30a ■売り先:直売店(コメ)、ポテトチップス業者・コロッケ業者等(ジャガイモ)、卸業者(タマネギ・サツマイモ・ジャガイモ)、種苗会社(タマネギ苗)
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