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【西田裕紀のあの農場はこうして採用に成功した】
求人広告の裏ワザ
- (株)Life Lab(ライフラボ) 西田裕紀
- 第10回 2013年05月20日
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ひとつは、「免許の有無」を条件に入れるかどうかです。これは一番効果が高く、可能であれば試す価値大の方法です。農業分野での求人では、現場で車を運転する場合も多く、必須条件に免許(軽トラの運転が多いため、マニュアル免許必須が多い)を入れている農場が多いのが現状です。しかし、農業を志す若者で、都会から応募するような方は免許を持っていないという方も多く、また、近年では免許は持っていても、AT限定免許のみであるケースが多いのが現状です。
そこで、「免許無しOK」と条件面に記載して求人を出すことにより、今まで免許の条件をクリアできず応募できなかった求職者を貴社へ取り込むことが可能となります。
「免許を持っていないと、困るよねぇ~」という声が聞こえてきそうですが、たとえば採用後に近所の教習所に通い取得するという選択肢も考えられるでしょう。例として、施設栽培でトマトなどを栽培するある農場では、夏場のハウス内が暑いため休憩時間としている昼間を、スタッフが教習所に通う時間に充てています。仕事外の時間で効率的に免許を取得できるのであれば初めは持っていなくて良いと経営者が考えているのです。
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西田裕紀 ニシダヒロノリ
(株)Life Lab(ライフラボ)
1978年愛知県生まれ。2005年に会社を設立し、翌年農業法人を中心とする一次産業の求人サイト「第一次産業ネット」をオープン。同サイトの会員(求職者)数は2万人。就職実績は年1000件を誇る。外国人技能実習生の受入れを担う、アジアアグリ協同組合代表理事も務める。http://www.life-lab.co.jp/
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