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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

おおしま ゆうこさ~ん


報道ではアメリカ軍がやったソンミ村虐殺事件は有名で、アメリカのみが悪行をやっていたとされるが、ある噂を聞いたことがあるのでリーさんに、どの軍隊がひどかったのか事の真相を聞いてみた。

「○○軍はひどかった」。3回も偶然に会うと心を開いて本心を語っていると感じた。そしてその一番ひどい軍人と家族は70年台後半からアメリカ移民のご褒美を与えられ、今では明らかに日系人よりもパワーを示している事実がある。

空港に着いた時にリーさんが残念そうにポツリと語ったことが印象的だった。「自分の子供たちにはつらい体験が理解されていないんだよね」

で、ハワイで何をしたのか? 引きこもり。6日間ただ黙ってホテルの部屋でダンマリを決めこむことにした。目の前100mの金髪・ブルーアイがウヨウヨいるビーチも、夜になるとザー、シャバ、シャバー♪と波の音だけが聞こえるのだが、決してビーチに行くことはなかった。 なぜって? たぶんトラウマと言うやつなんでしょうね。若い時ビーチでサーフボードを借り、怖いもの知らずの若者よろしく、沖合に200mくらい先を目指すと、キター!とばかりのビック・ウエンズディ(大波)が私を飲み込み、時が止まったかのように、波の中でゆっくりと回っている自分がいました。たぶん意識を失い、目を覚ますと周りには金髪・ブルーアイの人だかりが……。「おっ、こいつ生きているぞ!」の声で我に返り、その後ボードを返しに行くとボード店の人が事の成り行きをしっかり見ていたようで、こうホザキやがった。「なんで滑り止めワックス塗らなかったんだ?」

はぁ? そんなこと聞いてね~よ。それ以来、今に至るまでどの場面の状況においても、膝より深い所に進むことはできない16歳のチェリーボーイ物語でした。

食事も半径100m以内のレストランならまだいい方で、結局はホテルの向かいのワイキキのどこにでもあるABCストアーで、ハムサンドとサラダ、ミルクを3回に分けて食べることになり、毎日同じものを買っていると店員からは「今日も同じね」となるが、全く不満は感じなかった。

最終日は私の誕生日にしか食べられないアメリカの伝統的な家庭料理であるチリ・ビーンズを味わう幸せは、TPPなどと言う単語も忘れてしまう25年後の日本人にしか理解できないんだろうな~と自己満足して、税収が増える日本政府のTPP関連の予算配分に期待して、来年もワイハを楽しむぞ!

ハワイにはこんな言い伝えがある。「5代先のことを考えて行動しなさい」。つまりTPPにいまだ否定的で昨日のままで良いと考える者、組み換え作物を否定する者、アメリカを理解できない者たちは小作人根性のままでいなさい、と言うことなのでしょうね。カチーン!と来た方たちのクレームは東京・四谷駅すぐそばハワイ州観光局までどうぞ。アロハ~。 €

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