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【西田裕紀のあの農場はこうして採用に成功した】
人材採用で問われる“経営者”
- (株)Life Lab(ライフラボ) 西田裕紀
- 第12回 2013年07月22日
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農業経営者の方とお話する中でこんな会話が飛び出します。
(1)「日本人は年間◯◯◯万円のコストで外国人はこれくらい……」
(2)「働かせてやっている、給料をあげている」
(1)のようなお話をなさる方は、「スタッフの人件費をどれだけ抑えられるのか」という考えが根底にあるようです。すなわち人件費=コストという考え方です。売上?原価=売上総利益、売上総利益?販管費=営業利益というこの中の販管費に人件費が入ってくるわけです。コストという考え方からすると、いかにここを削って利益を出せるのかが重要ということになります。
しかし視点を変えれば、人材は「経営資源」とも考えられます。その場合、数字上は確かに販管費の中の人件費なのですが、「人件費からどれだけの売上(または利益)を生むのか」という思考になってきます。人材を経営資源ととらえることで、スタッフにどれだけ活躍してもらうかを考えるようになり、またその人材に対して働きやすい環境を用意して売上を伸ばしていくことになるでしょう。
(1)「日本人は年間◯◯◯万円のコストで外国人はこれくらい……」
(2)「働かせてやっている、給料をあげている」
(1)のようなお話をなさる方は、「スタッフの人件費をどれだけ抑えられるのか」という考えが根底にあるようです。すなわち人件費=コストという考え方です。売上?原価=売上総利益、売上総利益?販管費=営業利益というこの中の販管費に人件費が入ってくるわけです。コストという考え方からすると、いかにここを削って利益を出せるのかが重要ということになります。
しかし視点を変えれば、人材は「経営資源」とも考えられます。その場合、数字上は確かに販管費の中の人件費なのですが、「人件費からどれだけの売上(または利益)を生むのか」という思考になってきます。人材を経営資源ととらえることで、スタッフにどれだけ活躍してもらうかを考えるようになり、またその人材に対して働きやすい環境を用意して売上を伸ばしていくことになるでしょう。
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西田裕紀 ニシダヒロノリ
(株)Life Lab(ライフラボ)
1978年愛知県生まれ。2005年に会社を設立し、翌年農業法人を中心とする一次産業の求人サイト「第一次産業ネット」をオープン。同サイトの会員(求職者)数は2万人。就職実績は年1000件を誇る。外国人技能実習生の受入れを担う、アジアアグリ協同組合代表理事も務める。http://www.life-lab.co.jp/
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