ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

独断注目商品REVIEW

アミハート(R)/早根早起(R)/アジフォル(R)アミノガード(R)


根には核酸、葉にはアミノ酸

同社はそれぞれの成分の効能を次のように説明している。

●核酸は直接、根に散布することによって、根の生長、根毛の分化を促進する

●アミノ酸は葉面散布することによって、エネルギーロスを減らして生育を改善し、免疫反応を誘導
して健全な生長を促進する

日本国内で商品化されているのは、核酸肥料の「アミハート」と「早根早起」。前者は定植後2週目以降から栽培期間を通じての使用を、後者は主に育苗期と定植時での使用を推奨する。核酸肥料の効果は速やかで、施用後数日間に渡って効果を確認できる。植物ホルモンが活性化され、根域の成長を促しているという。
また、アミノ酸肥料には「アジフォル アミノガード」がある。植物体をつくるために欠かせないアミノ酸は、肥料から吸収された硝酸から植物体内で合成される。葉面散布などによってアミノ酸を直接吸収できれば、合成するためのエネルギーは不要になる。特に生育初期に日照不足や低温などで光合成が不足している場合に効果が期待できそうだ。また、アミノ酸には植物の免疫反応を誘導する効果もあり、病気にかかりにくい植物体にする作用もある。
いまだに基肥体系が重視されがちだが、植物の成長に合わせた追肥体系を考える際に興味深い資材になるのではないだろうか。有機態肥料としての価値にもぜひ注目してみたい。

関連記事

powered by weblio