ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

人生・農業リセット再出発

他人の不幸は蜜の味

「不幸の時は騒ぎが必要」とは中国の格言。
米国の新聞社の北京支局長らから最新情勢を聞いた。年々派手だったクリスマスの繁華街は閑散とし、贅沢禁止令や不動産税が始まって建物は売られ、住人は退居させられて路頭に迷う。投機で購入された高層マンション群は暗闇のゴーストタウンと化し、バブルがはじけるカウントダウンで戦々恐々としているとか。中国は、漢民族だけではなく、多種の複合民族国家である。政治経済や信仰、領土など、安定とは紙一重の転覆と隣り合わせの歴史があり、現在の中共は終戦後の1949年に共産党がつくった新しい国家でしかない。
地球人口70億人のうち、中国の13億人になる巨大な胃袋に十分な食料供給ができる外国はどこにも存在しない。中国で解決しなければならない供給は常に十分でなくてはならず、ぎりぎりだと一晩の食の不足だけで人民を大混乱に陥れて国家統制は破綻して暴徒化する。1kgの穀物の国家買取価格で10kgの野菜が買えたのが、現在は1kgさえも買えない。利幅がない農民は生活できないため、農地を放棄して都会へ出稼ぎに出る。ところが、食の安定供給を守ろうと農民の都会移動を禁止し、都市住人戸籍と分けている。闇の出稼ぎが寝るところは貧民窟かマンホールになり、戸籍のない難民であふれる。国土は農産物生産者が減る一方であっても、食料安定供給は至上命題。ではどうなっているのか?
子豚が食肉用になるには1年はかかるが、3カ月で市場へ。ひなから鶏肉になるのは早くても半年だろうが、28日で市場に出る。野菜もイチゴも、瞬く間に実を着けて店頭に並ぶ。すべて成長ホルモンによる食生産である。供給が追いつかない現実、やめれば国が破滅、それを食べた母親が子供を産む。結果、子供が性早熟となり、3歳の女の子で生理が始まる……という異常報告が上がる。がん村が多数発生。黄河も揚子江も生態環境は激変し、魚が棲める状況ではない。市場に並ぶ小魚は奇形が目立つが、気にしていたら生きてはいけない。奇病が多い村へ外国人記者が潜入、取材に応じた村の7人が当局に呼び出された後は両腕切断のうわさも。在外中国人たちが国連に告発、臓器狩りが数万人単位で横行していると。悪夢と思いたくなる支局長たちの話で、尖閣諸島が話題に出てきた。近く紛争を作り出してくるだろう。多民族と百家争鳴の国内だから放っておくと内紛は絶えない。一致団結の策は外部に敵を作ること。秀吉が朝鮮戦争を始めたのも出番がなくなった武将たちの失業対策だった。中国漁船が尖閣で偽装遭難、自国領と主張している両国は救助隊出動で紛争になる。日本は大騒ぎで平和的解決を図ろうとするも、“領土問題は棚上げにしましょう!”と中国は提案を出してくる。日本政府は自国領土を放棄させる中国の言いがかりだから絶対にダメだ!と言う。平和と唱えておれば戦争はなくなるとボケている烏合の衆の日本世論は中国案を受け入れるべきだと動く……中国の思うつぼになるだろう。話は尽きないが、人間の身体は70%が水分でできている。食料がなくなれば3カ月で身体は持ちこたえることができず、空気は8分であの世ゆき。水は3日で身体はお陀仏する。その空気が汚染で外出もままならず、水は地下水も危険すぎて飲めない……まして加工食材すらも汚染!

関連記事

powered by weblio