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米国の消費者はどうにかしているのか? もしかしたら、Chinoさんの親が第二次世界大戦中に収容所に入れられた、その仕返しか?と呆れる。そして、すべてがいけない。まず、ESTAで入国しているのだから、アメリカの法律では金銭の授受は違法行為になる。初めからピンハネできる環境を日本青年海外派遣センターとIFAAはNPOの名を借りて作り上げたのか? そんな団体に助成金を払う行政とJAは、この現状を知っているのだろうか? 過去に、東京農大、東大、北海道剣淵高校などから1400名の研修生を定期的に受け入れているようだが、各々の学校はこの違法行為を知っているのだろうか?
米国にいて、付き合いの難しいのが日系人である。特に第二次世界大戦で収容所経験がある2世は、「日本人が悪いから、あんなひどい目になったんだ」と逆恨みする人もいた。だからといって道徳的にも法的にも日本の農業ブームの陰で、無法地帯の蟹工船並みの真っ青な行為が許されるはずがない。米国農業を知ることは大切だが、ヒール・ミヤイは搾取を助長するカルフォルニアの野菜農業研修を決して良しとはしないし、光さんを含めた若者すべては金髪・ブルーアイが大好きになるべきで、初めての渡米で嫌米、反米感情を植え付けられるのは誰の利益になるというのか。
言い方には気を付けるが、野菜はカロリーが高い穀物でも肉でもない、決して主食にならないサイド・メニューに甘んじるべきだ。コメを含めた穀物農家で「俺の小麦、大豆やそばを生で食べてみろ」という日本語は存在しない。穀物農業では個性や特徴を出してはいけないと我われは知っている。人の消化構造上、穀物は生では決して食さず、必ず加工されるからだ。穀物は最終消費者よりも穀物検定や加工業界からの評価が大切になる。加工しないで食べることがある野菜が存在することには「サラダと日本国憲法」を作っていただいた米国に感謝してもいいだろう。
中国人を研修生として雇っている日本の皆さん、正しい国際交流は当然である。単なる安く使える労働者として雇用すると、南京30万人虐殺って言いがかりの例もありますからね。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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