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どの政治家が適任なのかを考えた場合、彼女は自衛隊の集団自衛権にも理解があり、基本政策の3番目に「農林水産業の強化をかたちに」と表明されているのだから「ヘリ2機飛ばして」とお願いしたら、「そんなの簡単よ」と言ってくれるかも、などと寝ぼけた朝夢を見ていたら、いつの間にか中川郁子さんがラインから消えてしまっていた。
でも彼女には期待したい。十勝のある高学歴の議員はビートを見て「北海道でも立派なホウレンソウが取れるんだね」とか、航空界で有名な事件でJAS日本エアシステムの時代に酔っぱらって飛行機の中で漏らしてしまったとか……。
そういえば5年前には言うことを聞くJAの組合長には、若くて乳が絞れない子牛でもいいから、最低6%以上個体数を増やすように指示した先生もいた。その半年後には個体数の3%の乳牛を強制削減すると発表させたようで、半年で6%つまり1年で3%の計算になり、配下のJAのみ乳牛の個体数削減をさせなかったんだっけ? 事実、日本農業新聞が毎月発表する支庁別の生乳出荷量で十勝だけは削減されない数字が何年間も並んでいた。
でも北見地方の反骨精神旺盛なある酪農家は、一度淘汰されたら子牛から乳が出るまでに最低3年かかることと、罰金を支払うことを比較して、罰金を選んだ。彼の目論見は大正解で、1年も経たずに生乳削減はなくなり、彼をウハウハ状態にさせたらしい。農業の基本として、もし一度やめたら、数カ月単位の穀物危機は耐えられないだろうし、再度復活させることに莫大な予算、人力、時間と知恵が必要になるのは明らかなことだ。
では、誰が第33国際農業機械展を盛り上げるのかって? 仕方ない、このヒール・ミヤイが法律を守って飛ぶので、私のために上空を空けておいてください。決してバルーンやラジコン機などを飛ばさないように。では当日、上から目線でお会いしましょう
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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