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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

ラジオでそう言ってるじゃないか!


残念ながら米国側のボーダー事務所はカナダ側よりも貧相である。木造の事務所にあるのは電話とFAXのみでパソコンはなかったと思う。それに引き替え、カナダ側はコンクリート造りで、会話は防弾ガラス越し。ボーダーパトロールが防弾ベストを着用しているということは、カナダ人は米国人を信用していないのだろうか。
入国後、さらに1時間ほど北上してウィニペグを目指し寝床を探した。郊外に新築されたばかりのチェーン店のスーパー8が見つかった。受付に行くと典型的なカナダの金髪・ブルーアイが対応してくれた。
おかしなことに駐車場はガラガラなのに部屋を貸せないと言う。さー困った。カナダ人のいつもの嫌がらせか?と思ったら、なんでもテロの影響で米国に国際線の飛行機が着陸できないので、長い滑走路があるこのウィニペグに多くの乗客が到着するので、部屋を空けておくようにマネージャーから言われているとの説明を受けた。たまたまその時にマネージャーがやって来て、宿泊OKとなったのだが、確かに翌日の新聞にはウィニペグ飛行場に所狭しと世界中の飛行機が駐機してあった。
カナダでの用事を済ませ米国に向かうと、カナダ側はフリーパスで出国させたが、米国側は我われ日本人のスーツケースを隅々まで検査した。その横でパスポートも運転免許書も見せずに入国したボブはボーダーパトロールと世間話をしていた。
当時は米国人、カナダ人はパスポートを所持していなくても口頭もしくは運転免許書でお互いに入国できたが、現在はパスポートが必要となった。このようなこともTPPで人の流れがスムーズになるのか興味のあるところだ。
日本国憲法では千代田区一丁目1―1(皇居)に本籍を写すことは可能だ。NYのテロがあったグランド・ゼロは祈念モニュメントになるが、700億円の被害があったとされる奥尻島・青苗地区の住民は元居た場所の再定住を希望する者がいると聞く。もちろん奥尻だけの話でないことは誰でも知っている。そんな方たちにはもっと素晴らしい本籍地を与えましょう。東京都港区赤坂1―10―5(米国大使館)はいかが?

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