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農・業界

全英農業者組合(英国)、スペインのGM作物栽培を学ぶ

  • 編集部
  • 2006年01月01日
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スペイン農業事情の視察旅行に参加した全英農業者組合(NFU)のメンバー2名は、英国農民はGM作物を栽培しないことで遅れをとると語る。スペインでは55万haの耕地でGMトウモロコシが栽培されている。
 スペイン農業事情の視察旅行に参加した全英農業者組合(NFU)のメンバー2名は、英国農民はGM作物を栽培しないことで遅れをとると語る。スペインでは55万haの耕地でGMトウモロコシが栽培されている。

 NFUのコンバイン収穫可能作物委員会の副議長であるポール・テンプル氏は次のように話す。「激化する競争下で生き残りを図る鍵となりうる栽培手法の利用が我々には制限されている。除草剤耐性GMシュガービートを栽培すれば、生産コスト減少が図れ、農政改革による価格下落を相殺できる。スペインではGM作物への社会的な合意ができており、私も他の参加者も感銘を受けた」

 スペインでは、緩衝地帯を設けるなど業界で実行可能なルールを作り、これまでの4 年間で法的問題は起きていない。社会的な反対はあったが、全工程にわたり透明性が保たれ、生産物の表示も適切に行われている。同氏は「実際に問題は起きていない」と語る。

(FWメルマガ10/31号)

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