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【農・業界】
(有)松元農園(熊本県益城町)、新たな物流システムを導入
- 2005年09月01日
松本農園(熊本県益城町・松本博美社長)は、JANコードを使用した流通システム「とれさび野郎(仮)」(システム構築/東京工科大学研究員・江原正規氏)を導入し、ニンジン30ha分の入出荷管理を行っている。
導入のメリットとして、松本武取締役は「取引先と共通のコードを使うことで、出荷した商品に対する自社の責任範囲が明確になる」点をあげる。仕入業者もそれぞれ、入出庫管理に同じコードを使うため、どこでトラブルが発生したか特定できる。
以前に利用していたトレーサビリティーシステム「べジトレース」では、生産者が栽培履歴を公開することが前提となっており、「入力コストがかかる割には効果がみえなかった」(松本取締役)。
また、各社が入力したデータがセンターで一括管理されるため、情報の漏洩などリスク管理の面でも不安があった。
「情報開示よりも、リスク管理を強化する方が経営にとって優先課題」(同氏)とシステム変更の理由を話している。
導入のメリットとして、松本武取締役は「取引先と共通のコードを使うことで、出荷した商品に対する自社の責任範囲が明確になる」点をあげる。仕入業者もそれぞれ、入出庫管理に同じコードを使うため、どこでトラブルが発生したか特定できる。
以前に利用していたトレーサビリティーシステム「べジトレース」では、生産者が栽培履歴を公開することが前提となっており、「入力コストがかかる割には効果がみえなかった」(松本取締役)。
また、各社が入力したデータがセンターで一括管理されるため、情報の漏洩などリスク管理の面でも不安があった。
「情報開示よりも、リスク管理を強化する方が経営にとって優先課題」(同氏)とシステム変更の理由を話している。
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