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土門「辛」聞

「入口広く出口は狭い」補助金見直し案

北海道の知人から、こんなメールが来た。農政改革のポイントと見られる、補助金制度の抜本的な見直しについてだ。文面から大変な危機感が伝わって来る。  
 「いずれにしても、補助事業が交付金になるのは、JAより農家にとって問題です。入口が広くて出口が狭いということは、今までどんなに低くても50%はあった補助率がどこまで下がるかわからないということになります。最悪の場合はもらえないことも想定した計画になりますので、現在の農家の経済力からして、どうしてもこぢんまりしたものになってしまい、経営の転換を図るきっかけとして補助事業を活用することができなくなってしまいます」

 インターネットがこれだけ発達しながら、農業界は今も情報鎖国状態である。農政改革のポイントと見られる補助金制度の抜本的な見直しの意味が、農業の現場に伝わっていない。毎度のことだが、農業現場の能天気ぶりには呆れるばかりだ。

 農業の現場に伝わっていない、農業補助金のガラガラポンぶりを説明してみよう。

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