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農・業界

(有)四位農園(宮崎県西諸県郡)、エダマメを40ha作付け

  • 編集部
  • 2004年08月01日
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宮崎県西諸県郡の(有)四位農園(代表取締役社長四位廣文氏)は、今年エダマメを40ha作付けし(試験農場含む)、本格的な生産体制に乗り出している。
需要増見込み産地化を目指す

 同農園の直営圃場は全部で90haで、このうち半分近い面積で取り組むという力の入れようだ。

 7月から8月にかけて(株)ミツワ製のえだまめハーベスタ3台を使い、収穫を行っている。1日に収穫する面積は平均60aで、収量はおよそ2tにおよぶ。

 四位農園で現在、出荷している品種は「サヤコマチ」、「ユキムスメ」、「サヤムスメ」の3品種。

 この他に、よりニーズの高い茶豆、黒豆の生産を試験圃場10haで試みており、今後なるべく早い段階で生産・出荷体制を整えることを目指している。

 代表取締役社長の四位氏は「今作っているものをどう売るかということではなく、国内外の需給のバランスを見て生産する作物を選定する」と語り、今後のエダマメの需要増の可能性に着目したことが、取り組みのきっかけだと説明する。

 今後は産地化を目指していきたい考え。

 四位農園は、過去ゴボウの産地化に成功しているが、四位氏は「地域と行政に呼びかけて、近隣がエダマメの産地になれるよう先頭に立っていきたい」と今後の抱負を話す。

 同農園が出荷する作物には緑肥を使用し、農薬は使っていない。

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