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個人輸入のすすめ

ここでいう海外通販とは、海を越えたオーダーショッピングである。商品を手に入れるまでの流れを簡単に見てみよう。
カタログ入手


 先ず最初にカタログを手に入れなければならない。その方法をいくつか挙げてみよう。

 全国のジェトロ経済国際センター(一覧表参照)ではカタログを展示し(販売はしていない)、その連絡先を調べることができる他、輸入に関する情報サービスを行っている。

・専門のカタログショップや個人輸入代理店などで自分の気に入ったカタログを購入する。
・個人輸入のハウツーを紹介した本、雑誌などには海外の通信販売会社が掲載されているので、直接請求する。手紙のほかに、FAXやパソコン通信によって請求できるものも多く、またその雛形を掲載していることが多い。

※カタログ請求時の注意点は、まず日本からの注文を受け付けるか確認することと、カタログの料金と郵送料を問合わせること。農業、園芸関係の専門誌は、現状では、海外からの注文を受け付けていないものが多い。

 カタログの定期購読を申し込んだり、一度注文すると会員になれる場合があり、5%オフなどの特典がつく。


商品の注文と送金


 ほとんどのカタログには「オーダーフォーム」や「オーダーブランク」などと呼ばれる注文書がついている。例を見ながらこの所定の欄に商品名、商品番号、サイズ、色、数量、金額、輸送方法、支払い方法などを記入すればよい。原則前払いで、注文書と必要金額を送金する。商品代金以外にも経費がかかる。送料(海外向けの送料が明記されていない場合には、見積り請求をする必要がある)、梱包料(ギフトなど)、保険料(高価な物の場合)は通販の会社に請求される。税金として関税、消費税。関税が決まると、そこまでを含んだ総額に消費税がかかる。こちらは荷物を受け取る際に請求される。

 電化製品は規格が違うので要注意。形が違う物ならうっかりコンセントに差し込まないと思うが、同じ形で電圧や周波数が違う場合がある。トランスなどが必要になる。

 支払には

・クレジットカード
・国際郵便為替
・送金小切手
・銀行振込

と四つの方法がある。初心者は、正確な見積りがなくても申し込め、手軽なクレジットカードによる支払が良いだろう。

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