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リレー訪問 農場に勤める誇りと夢

スタッフが活躍できる場を作る・・・・・・の巻

前回、農業における計画性について語り合った(有)中西ハウスセンター(兵庫県)の友子氏と(株)三豊セゾン(香川県)の谷本幸弘氏。話は、独立することの難しさ、農場スタッフとして働くことの将来への不安、さらに農場が果たすべき役割へと広がっていった。
濱 谷本さんは独立しようとされたことがあるそうですね。

谷本 ハイ。就農5年目にこの農場を退社して独立にチャレンジしました。でも、あと1週間くらいで就農資金が振り込まれて本格的に独立できるという時期になって、家庭の事情で断念せざるを得なくなってしまったんですよ。

濱 あと一歩だったのに残念ですね。それで農場に戻られたわけですか。

谷本 それが、農業はあくまで独立するために選んだ仕事でしたし、農場を退社した身でもあったので、実家のある神戸に帰ったんですよ。農場に復帰したのは、それから1年ほど経った頃ですね。

濱 農場に戻るきっかけは何だったんですか?

谷本 久しぶりに農場に遊びに行ったときに、社長が専務として戻って来ないかと誘ってくれたんです。というのも、僕が退社した後にも中核的な社員が何人か辞めてしまっていて農場の経営が揺らぐような感じがあったんです。僕も大分迷惑をかけて辞めていったので、恩返しというわけではないですけど、もう1度農業を仕事にすることにしました。

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