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『農業経営者』定例セミナー

数字を利用した農業革命~他産業では当たり前の定量化を農業で~

  • (有)アグゼス 代表取締役社長 岡本信一
  • 第37回 2009年10月21日

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農業が他産業と同様の経済性を得るためには、数字による合理的管理が必須だ。しかし従来の農業技術では限界があり、数字を元にした技術に実用性はなかった。「必要な収量を、必要な時期に、必要な品質で得るためには、何が、いつ、どのように、どのくらい必要なのか」を数字で明らかにするJuncropシステムについて開発者の岡本信一氏に解説頂く。
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【『農業経営者』編集部からのセミナー解説】

 8月7日の定例セミナーは、㈲アグゼス代表取締役の岡本信一氏に「数字を利用した農業革命〜他産業では当たり前の定量化を農業で〜」と題してお話を頂いた。

  pH、ECなど農業の現場でも多くの指標が存在する。だが土壌分析するだけでは、その畑の持つ基本的な生産能力はわからない。また新しい資材や技術でどれくらい収量や品質が改善するのかもわからない。そのあいまいな状態を、同氏は工業との比較で説明した。 

「やってみなければわからない、とよく言います。しかしそれは工業に例えると、工場を建てたが大体どれくらい作れるかわからない、新しい機械を入れたら何がどれくらい良くなるか分からない、という状態なんです」

 同社では、ます改善目的に合わせて関係性の高い指標を特定する。例えば目的が収量なら、収量に関係のある3〜4の指標を絞り込む。それから各指標と収量の相関関係を数学的に分析して、何をいつ、どのように改善すれば、どのような改善結果が得られるのかを定量的に算出する。 

「その結果、この畑ではまず株間を均等にすべきとか、土壌は化学性より物理性の改善をすべきという具合に改善項目を明らかにできるのです」


▼セミナー参加者の声がこちらからお聞きになれます。

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