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BSE(牛海綿状脳症)問題で中断していた「山形牛」の米国向け輸出が再開され、尾花沢市名木沢の「スカイファームおざき」で26日、関係者ら20人が出発式を開いた。輸出される牛は、スカイファームおざきで飼育された黒毛和種で生後30カ月で体重681キロの雌牛1頭。群馬県食肉卸売市場で解体され、ロース部分60キロが、JA全農ミートフーズ(東京都港区)を通じ米国に輸出する。JA全農山形によると、山形牛は県外でも高く評価されており、米国では和牛は品質が良く、高級レストランなどで需要があり販路拡大が見込まれるという。県食肉公社も輸出施設の認定を申請中で、認められ次第、富裕層の多い中国マカオ向け輸出に取り組むという。
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