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【スーパー読者の経営力が選ぶあの商品この技術】
1,5坪から始めた直売所を売上高2億まで成長させる
- JAめむろファーマーズマーケット愛菜屋 代表 山上美樹彦
- 第37回 2008年06月01日
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「20歳を過ぎたころから直売は考えていたが、機が熟さず、なかなか実行に移せなかった」
こう切り出した北海道芽室町の山上美樹彦氏だが、40歳の節目で地元の生産者5戸と無人販売の野菜直売所「愛菜屋」を始める。すると、初年度は400万円、2年目は800万円というふうに倍々ゲームで売上が伸びていった。無人販売は開始から半月で商品が盗難に遭うなどして断念したが、有人に切り替えても客足が鈍ることはなく、営業日には1・5坪の小さな直売所に多くのお客さんが訪れた。以来、年を追うごとに規模を拡大させ、地元農協の出資も間に挟んでスタートから15年目を迎える今年は、町内の生産者100戸で約250種類の野菜などを取り扱い、売上高2億円を目指すことにしている。
こう切り出した北海道芽室町の山上美樹彦氏だが、40歳の節目で地元の生産者5戸と無人販売の野菜直売所「愛菜屋」を始める。すると、初年度は400万円、2年目は800万円というふうに倍々ゲームで売上が伸びていった。無人販売は開始から半月で商品が盗難に遭うなどして断念したが、有人に切り替えても客足が鈍ることはなく、営業日には1・5坪の小さな直売所に多くのお客さんが訪れた。以来、年を追うごとに規模を拡大させ、地元農協の出資も間に挟んでスタートから15年目を迎える今年は、町内の生産者100戸で約250種類の野菜などを取り扱い、売上高2億円を目指すことにしている。
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山上美樹彦
JAめむろファーマーズマーケット愛菜屋
代表
北海道芽室町。●売上金額/約3,000万円●面積/自作地20ha、借地2.7haの計22.7ha(小麦7.5ha、ビート4.2ha、ジャガイモ4ha、枝豆3ha、長イモ2ha、スイートコーン1ha、野菜類2ha)●労働構成/本人、妻、息子●販売先の比率/農協2:直売所1
スーパー読者の経営力が選ぶあの商品この技術
ユーザーの経営的視点で商品が選ばれ、その経営に即した評価が語られてこそ、それら商品が持っている現場での利点・問題点が伝わるのではないか。このコーナーでは、本誌読者の中でも経営力の高い農業経営者にご登場いただき、彼らが現場で使用している機械・資材、ビジネスツール等を選択した理由と、その評価を含め紹介していく。
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