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アグロマネーニュース

三菱農機とM&M、田植え機で技術提携

  • 2010年02月18日
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三菱農機が17日、インドの自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)と歩行田植え機の技術提携を結んだと発表。同国では農村から都市への人口流出に伴い、農作業の機械化の需要が高まっている。これに伴いM&Mは田植え機事業を本格化する方針。三菱農機は技術やノウハウを提供で対応。M&Mはインドのトラクター市場で40%のシェアを誇るトップ企業。以前に韓国企業から田植え機のOEM供給を受けたこともあるが、三菱農機との技術提携を通じ、本格的に田植え機事業に乗り出す。また、M&Mに技術供与する歩行型の田植え機は、歩きながら田植えをするもので、乗用型に比べて体力が必要だ。農作業が近代化されている日本では山間部の棚田などで使用される以外、ほとんど使われなくなっている。一方、新興国では比較的手の届きやすい歩行型から普及が進むケースが多いという。三菱農機の6条の歩行田植え機の日本での販売価格は1台約60万円と、150万~200万円の乗用型の半分以下となっている。三菱農機は、歩行型の田植え機が普及すれば「機械化の便利さが伝わり、次は乗用型を買う人も出てくる」(広報担当者)とみており、今後、M&Mと乗用田植え機についても技術提携することに期待。さらに農業機械の普及を後押しするため、コンバイン、果樹園用小型トラクターなど、ほかの分野にも協力関係を広げたいとしている。NNA ASIA ニュース・インド版の報道。

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