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アグロマネー・ニュース

【赤松広隆農水大臣の記者会見ハイライト】

  • 2010年03月31日
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この日の会見で、赤松広隆農水大臣が農業団体の不祥事3件公表について説明。一つ目は、鳥取森林組合連合会。二つ目は、滋賀県湖北土地改良区関係。三つ目は、愛知と新潟の農業共済組合連合会関係。鳥取森林組合連合会で大臣は「森林組合連合会が、自分のところが、代行して、そういう業務をやって、入札やったと。で、もっと具体的に言うと、10件やって10件とも全部談合やっていたと。悪質なのは、君のところは、例えば、10万円で入れろと、君のところは、9万5千円で入れろと、自分のところは、9万2円ぐらいで入れて取っちゃうと。額まで指定していたというようなことで、極めて悪質。現時点では、16年度から21年度までの間、落札30件、落札価格の合計が1億2千8百万円。このような行為は、刑法・談合罪及び独占禁止法違反に相当するおそれがあり、事実となれば、極めて遺憾。刑事告発を含め厳正に対処するとともに、鳥取県森連に対して責任の所在の明確化、そして再発防止について、厳正な対応を求める所存」と説明。二つ目、滋賀県湖北土地改良区関係。昨年12月以来、総代の方から、使途不明金が存在する等の内容の公開質問状が提出されるなど、不適正な経理処理が疑われており、農水省が先月下旬より、検査に入っている。大臣は「私のところへ報告来ているのを見ますと、額も大きいですし、それから、何に使っているのか全く分からない、何か、お金が行ったり来たりしているのですが、そこには、やっぱり政党に対するいろいろな、また支出もあるようでございまして、そういう意味で、やっぱり、きちっと襟を正してもらうという意味で、これも厳しく厳正に対処したいというふうに思っております」と説明。三つ目は、買ってはいけない外債等を買って、29億円の損失を発生させた新潟と愛知県の農業共済組合連合会関係。とくに新潟のケースについて「私どもは、責任の所在を明らかにしなさいと、それから、関係者の処分等もきちんと行いなさいということを言ってきたわけですけれども、それから、再発防止には、どういうことをやるのかということを、報告求めているのですが、どうも、そういうことがなされてないということで、新潟については、再報告の徴求命令を出したいというふうに思っております」と説明。

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