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特集

作る人、運ぶ人、売る人、調理する人
「食べる人のために、何を共有すべきか」

「伝言ゲーム」というのをご存知でしょうか…?ある言葉を、一人づつ順番に耳元で囁き、最後の人に伝わった時の精度を競うゲームです。これが単純ですが意外と難しいゲームなのです。スタート時は「隣のおばあちゃんが風邪ひいて寝込んでしまった!」なんて文章が最後の人が聞いたのは「隣のババアが癌で死んじゃった!」など、とんでもない結果になってしまったりする事があります。
 「伝言ゲーム」というのをご存知でしょうか…?

 ある言葉を、一人づつ順番に耳元で囁き、最後の人に伝わった時の精度を競うゲームです。これが単純ですが意外と難しいゲームなのです。スタート時は「隣のおばあちゃんが風邪ひいて寝込んでしまった!」なんて文章が最後の人が聞いたのは「隣のババアが癌で死んじゃった!」など、とんでもない結果になってしまったりする事があります。さて、「食」の関連業界の伝言ゲームは一体どうなっているのでしょうか…?「食べもの」を作る人からスタートして、次に「食べもの」を運ぶ人、その次に売る人 その次の次に調理する人、そして、最後に「食べもの」を食べる人です。

 伝言が無事に伝わっているか否かを気にする前に、あれ、自分は一体何を伝言していたのだろうか…?という人もいるかも知れません。その人は、実は「食」関連業界の伝言ゲームは表と裏の2種類ある事に気がついていないに違いありません。

 「裏」の伝言ゲームは「食べもの」を食べる人からスタートして、次に「食べもの」を調理する人、その次に「食べもの」を売る人、その次の次ぎに「食べもの」を運ぶ人、そして、最後に「食べもの」を作る人です。「表」の伝言ゲームで聞こえるのは「作る人」の声で、「裏」の伝言ゲームで聞こえるのは「食べる人」の声です。また、聞こえてくるのは耳障りの良い声ばかりではないかもしれませんが、聞いてみる価値はあるかもしれません。

 でも、まずはその伝言ゲームに参加する必要があります。参加資格は「参加する意志」のある方なら誰でもOKです。そして、伝言ゲームで勝利をおさめるコツはただ一つです。前の人から「よ~く聞く事」と次の人に「正確に伝える」事です。さぁ、ご一緒に「食」関連業界の伝言ゲームに参加しましょう…?。


【話し手…(通産省北海道通商産業局 辻純朗氏)・((株)函館酪農公社 金子隆氏)・(伊藤忠商事(株) 松丸正明氏)・((株)平成フードサービス 武内智氏)・((株)アレフ 庄司昭夫氏)】

【聞き手…(編集部 昆吉則、後藤芳博)】

「食」関連産業の実態調査の結果は?


後藤: とりわけ北海道の場合は、産業構造自体が「食」関連産業のウェイトが高いわけで、他の地域よりも食材生産部門である「川上」と、食材加工部門である「川中」と、食材提供部門である「川下」との関係を重要視せざるを得ない立場にあるからこそ、敢えて、農水省ではなく、通産省の取組みを知りたいと思ったのです。通産省だからこそ可能な、農業界へのアプローチという事も含めてお聞きしたいのですが…。

辻: 平成9年度に、通産局として「食」の生産現場から最終消費に至るまでの、実態を調査しました。

 特に、道内の主要産品ということで、「ジャガイモ」「サケ」「乳製品」の、この3品が実際に生産現場から加工されて、流通されるまでどのような経路になっているのかということを徹底的に調査し問題点と課題を抽出したんです。

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