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農業情報クリップ

1998年7月~9月農業情報ピックアップ

【9/12 ビニールハウスの土壌に「濃度障害」 千葉】

 千葉県内のビニールハウスやガラス室の土壌(施設栽培土壌)で、植物が土から水を吸い上げにくくなる「濃度障害」が発生していることが、県農業試験場と県化学検査所の調査で分かった。ビニールハウスが丈夫になり、張り替え頻度が減ったため、土壌が変化したことや、肥料の影響などが考えられるという。食味などへの影響は少ないが、症状が悪化すると収穫量に響く恐れもある。濃度障害は山形県や愛知県でも確認されており、今後、全国的な問題になる恐れがある。(毎日)


【9/15 景気低迷が拍車? 冷凍食品が家庭のメーンディッシュに】

 家庭用冷凍食品の販売が伸びている。民間の調査機関によると、景気低迷で伸び悩む外食産業をしり目に、市場はこの五年間で二割以上、拡大している。家庭で料理にかける時間は年々減少する傾向で、業界では今後も市場の伸びを期待。女性の社会進出に加え、景気の低迷で、家庭で食事をとる「内食化」が一段と進んでいるため、というのが各社の一致した見方だ。最近は、従来のような弁当用のおかずではなく、夕食用のメーンディッシュや米飯類などが、開発の主戦場になっている。(朝日)


海外


【8/24 北朝鮮 異常気象で農業に深刻な被害】

 深刻な食糧不足が続いている北朝鮮では、この夏、豪雨や冷夏などの異常気象に見舞われており、農業に深刻な被害が出ている。ここ数年続いている深刻な食糧不足にさらに大きな打撃を与えるものとみられる。(NHK)


【8/28 米、農家救済に緊急対策 農産物相場下落を懸念】

 【ワシントン28日共同】アジアやロシアの金融危機で世界的にデフレ色が強まる中、米国で農産物相場の下落に伴う農家の収入減少に懸念が強まっており、米政府はこのほど農家救済のための緊急対策を打ち出した。今年も北米、中南米などで豊作となり、農産物の余剰傾向が続く見通し。農業の比重が高いカナダ、オーストラリアも自国通貨が事実上の最安値を更新するなど打撃を受けていることから、輸出国が足並みをそろえて輸入大国の日本に「はけ口」を求め、一層の市場開放と輸入促進を迫る可能性が出てきた。(共同)


【8/29 コメ収穫減少、価格高騰か アジア洪水被害でFAO】

 【ローマ28日共同】国連食糧農業機関(FAO、本部ローマ)は28日、アジア諸国がラニーニャ現象による6月下旬以来の長雨による洪水被害を受けたことで、世界全体のコメ収穫量が減少、国際価格の一層の上昇が懸念されるとの特別報告を公表した。報告によると、アジア地域の中では特に中国、バングラデシュ、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で広大な農地が水没するなど被害が大きい。(共同)

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