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農業情報クリップ

1998年9月~10月農業情報ピックアップ

【10/2 環境団体がスーパーの環境対策を採点】

 全国各地の環境団体がいま、スーパーなどの環境対策の「採点」に取り組んでいる。環境に良い商品がどの店にそろっているかを消費者に知らせ、買い物を通して環境貢献する「緑の消費者」を増やそうという狙いがある。調査結果はスーパーのランキングをまとめた買い物ガイドとして、来年二月に出版する予定。(朝日)


【10/7 水田から環境ホルモン 稲わらや土壌から検出】

 稲わらや水田の土壌中に、発がん性があり、内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)の一つとされる「ベンツ(a)ピレン」をはじめとする有害な多環芳香族炭化水素(PAHs)が含まれていることが、徳島大総合科学部の伊永隆史教授の研究で明らかになった。PAHs類は、自動車排ガスや工場の排煙などに含まれ、発がん性のあるものが多く、ダイオキシン発生の起源になっているとされる物質もある。(共同)


【10/9 水田で使用された農薬が河川のダイオキシン汚染の原因】

 猛毒のダイオキシン類による河川の汚染の主な原因が、水田で使われた除草剤のクロルニトロフェン(CNP)やペンタクロロフェノール(PCP)などであることが九日、愛媛大学農学部の脇本忠明教授らの研究で初めてわかった。愛媛県内の河川の水質を調べたところ、CNPやPCPなどが原因と考えられる汚染の割合が最高九割にも達していた。中でも、CNPは一昨年まで農薬として登録され、30年も全国で大量に使われていた。ダイオキシン類の排出源となっている焼却炉の対策とともに、水田土壌の対策も急務となりそうだ。(朝日)


【10/10農水省のダイオキシン調査実施、来年度から】

 農水省は1999年度から全国で農地の土壌と農作物に含まれるダイオキシン類の実態調査を行う計画だ。大きな発生源として農薬が問題視されてきたため。これまで一部の自治体が実施していたが、全国規模で農作物、農地を対象に調査するのは初めて。(朝日)


【10/11 生ごみからプラスチック 九大などリサイクル研究】

 家庭などから出る生ごみを原料にして、環境中で分解するプラスチックを作り出す都市型のリサイクルシステムの開発に九州大、大分大などのグループがこのほど乗り出した。民間企業5社と工業技術院などが参加、2001年までにミニプラントでの試験に着手、早い時期の実用化を目指す。(共同)

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