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【北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信】
明るい農村に生まれて生きて
- 西南農場 代表取締役 宮井能雅
- 第9回 2008年12月01日
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憎まれ口調の区長をやらせていただく
昨年は地区の区長(町内会長)を自分の意志でやることになった。理由の一つに、将来必ずやらされるのだからサッサと無駄なことは済ました方が良いと言う話だ。
その区長の仕事に選挙の立会人と言う、ただ12時間座っているだけの仕事があり、町役場の方たちも数名いた。そのうちの1人がいつもの左翼発言をしていた。
「大規模農業はだめだ!」
「遺伝子組み換え反対!」
高卒のコネで役場に入った者であれば無視するが、一流大学卒で女性にオオモテの色男がこのような発言をするのだから、今回新町長になり明るい農村を目指す地元には必要な人材なのだろう。
中でも、一番がっかりした発言に「農家には国際交流は必要ない!」というものがあった。
まっ、確かに金髪ブルーアイのおね~ちゃんとの交流は本当に必要があるかどうかはわからない。しかし、本音は「おれたち公務員は金があっても暇はないんだ、農家ごときがチョロチョロして海外に行くな!交流活動は行政に任しておけ」と言いたかったのだろう。
彼は「個人的にも遺伝子組み換え作物は反対だ!」と発言できる、将来有望な地方公務員ではあるが、できれば死ぬまでそう言い続けていただきたい。
新年の顔合わせにはいろいろな行政の関係者が集まった。
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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