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農業情報クリップ

1999年11月~12月 農業情報クリップ

【11/26 ベトナムに冷凍野菜会社 ニチメンが共同設立】

 ニチメンは26日、冷凍食品会社の京果食品(京都市)と共同で、ベトナムのラムドン省に冷凍野菜をつくる会社を12月1日に設立すると発表した。カボチャやコーンなどの野菜を冷凍し、日本向けに輸出する。高原地帯にあるラムドン省では1年を通じて野菜をつくることができることや、賃金を安く抑えることができるため設立した。(共同)


【11/26 栄養不良人口さらに増加 半減努力緊急にとFAO】

 国連食糧農業機関(FAO、本部ローマ)は26日、世界の食糧・農業事情をまとめた1998年年次報告を公表、栄養不良人口は90年代初めと比べ約600万人増えており、2015年までに栄養不良人口を半減させるとの96年の食料サミットの目標達成に向けた努力が緊急性を増していると警告した。(共同)


【12/4 豚肉価格下落に抗議 仏で業者が抗議デモ】

 フランスで3日、養豚業者が、豚肉の価格の下落を招いた政府の農業政策に抗議して豚を動員したデモを行い、機動隊が出動する騒ぎとなった。ヨーロッパでは年間でおよそ1300万頭分の豚が生産過剰になっているといわれ、豚肉の価格の低下が養豚業者にとって深刻な問題となっており、このままでは業者の40%が廃業に追い込まれるとして、政府に対し補助金を求めている。(NHK)


【12/8 中国が香港上場リスト発表 農業、インフラ主体】

 8日の香港各紙によると、中国証券監督管理委員会はこのほど、第5次の香港上場予定の国有企業リストを明らかにした。 農場や化学肥料工場を抱える農業関連企業「黒竜江北大荒実業発展」や現在空港拡張を進めている「北京首都国際空港」など計8社。

 業種別では、農業関連2社、インフラ関連5社、旅行業1社となっており、いずれも中国が経済成長のけん引役として重点を置いている産業。(共同)

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