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農業から離れ行く「有機・無農薬」のイメージ
―羽島パワーファーム公開パネルディスカッション「有機農産物を問う」より―

岐阜県岐阜市の県民ふれあい会館で8月7日、公開パネルディスカッション「有機農産物を問う:人・環境に対して、安全の質と量を考える」が開かれた。主催者は、「ワンランク上の産直をネットワークする」をスローガンに、無店舗産直を行っている若手農業経営者の集まりである羽島パワーファーム(代表:近藤幸盛氏 岐阜県羽島市中町石田105 TEL058-398-8755)。岐阜大学農学部教授・福井博一氏を司会に、農業経営者、農業資材提供者、流通関係者、消費者と多彩なパネラーによって、「有機・無農薬」農産物に関わる栽培技術上の問題からマーケティング構造の問題までと、踏み込んだ討論がなされた。ここにその内容を紹介する。
福井博一さん(コーディネーター 岐阜大学農学部教授)

リンゴ、柿を中心とした果樹の発育生理についての研究に加え、近年は花卉の育種、生産システム開発を中心とした研究を行っている。また、最近では環境保全型農業に関する情報を収集し、岐阜県の農業振興に貢献している。

小林寳治さん(パネリスト 有機農産物栽培家、(有)創農社)

田1200アール、畑350アール、果樹200アール(ブドウ)を経営。サンラテールで土を造り、有機無農薬栽培を実施し、首都圏の消費者団体、直販消費者の評価は高い。80歳で栽培の講演のかたわら、月平均5日間は「土つくり」の指導を約30年続けている。

平原賢二さん(パネリスト ユニー(株)食品本部青果部長)

青果物仕入れ担当者としてセリにも参加し経験を重ね、現在まで青果物一筋に35年。ユニーは各店舗仕入れを基本に市場仕入れ100%、自社の配送センターを持たず、店頭着値での商談を行っている。

皿井重典さん(パネリスト イシグロ農材栽培システム開発室次長)

RW、水耕栽培の販売及びそれに伴う技術、システム開発を担当する。点滴養液栽培の普及に伴い、植物体分析、土壌の生土分析を宮城県PCセンターの安部所長の指導により栽培の基本とし、肥料、葉面散布の調査、試験を行う。

河野加代子さん(パネリスト アグリ サポーターズ クラブ)

子供の頃、父の畑仕事を手伝ったことへの郷愁で、40数年後の今、土に触れる毎日を楽しんでいます。4年前にアグリサポーターに応募したのもこうした土への愛着、土の恵みへの感謝を分かち合う人に出会いたかったからです。太陽、雨、季節のうつろいに心を留めた暮らしを人々に伝えたい。(談)

石原一郎さん(パネリスト 水気耕トマト栽培家 羽島パワーファーム会員)

脱サラして10年、現在1350坪の施設でミニトマト・フルーツトマトの水耕栽培を行っている。安全・安心なクリーン農業をめざして、天敵や拮抗微生物の導入をはじめる。現在、羽島パワーファーム交流部部長、平成11年度より岐阜県指導農業士。

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