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BOOK REVIEW

語り合えばフルートフル―庄司昭夫対話集3・農業編

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著者:庄司昭夫
定価:1,500円
 出版社:アレフ


語り合えばフルートフル

(株)アレフ社長・庄司昭夫氏の対話集である。同社は「ビックリドンキー」をはじめ様々なコンセプトのレストランチェーンを経営する外食企業。同氏については本誌第10、11号の「同伴者たち」にご登場いただいたので、ごらんいただきたい。同氏は「経営の理念を学ぶ」旅として数多くの農業者をたずね、その対談を同社の社内報に連載してきている。同時に、外食業経営者として農業の現状への批判とともに、共感と励ましに満ちたメッセージを送り続けている人でもある。本著はその対談集の第3集。第3集の対談者は、これまでの農業経営者たちから、福岡正信氏(自然農法家)、唯是康彦氏(千葉経済大学法学部長)、梶浦福督氏(北海道広域農業協同組合組合長)、比嘉照夫氏(琉球大学教授)、川崎磯信氏(ヤミ米屋)、土門剛(農業評論家)など、今後の農業のあるべき姿を示唆する論者や実践家たちであり、庄司氏ならではの関心で対談者の言葉を引き出されている。また、庄司氏の発言には、同氏の農業への思いが溢れており、本誌読者であれば必ず共感するはずである。同書は関係者向けに発行された小部数の非売品であるが、実費(1500円)と送料350円で送って貰えるよう本誌からお願いしてある。既刊の対談集ともども読まれるといかがか。申込先は(株)アレフ社長室・久保さんあてに連絡願いたい。

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