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BOOK REVIEW

超大型農業を成し遂げた男たち―津軽・黄金崎農場物語

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著者:鳴海勇蔵
定価:1,835円
 出版社:筑波書房


超大型農業を成し遂げた男たち

畑作物と野菜で組む輪作体系を柱に、青森県西部に280haの農場を経営。畑作では県内最大、国内でも有数の規模の黄金崎農場のスタートから今日までの歩みを綴る。物語は3人の若者が、高校時代から抱いてきた大規模経営の夢を実現すべく土地を取得するところから始まる。しかし地元からの反発、資金調達の難しさなど、土地取得は簡単には実現しない。またその後も大凶作による経営悪化で農協から引導を渡されそうになるなど、決して平坦な道のりではなかった。しかし逆にそれは成功への確信と信念によって着々と理解者を増やしてきた歴史でもある。成功のポイントはそうした人間同士のつながりと、マーケティングに基づく生産にあるという。近くさらに180haの土地購入を計画中とのことだが、夢はそれに留まらないようだ。


鳴海 勇蔵
筑波書房
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