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農業情報クリップ

1999年12月~2000年1月農業情報ピックアップ

1998年産のあきたこまちから食品衛生法の販売禁止基準を上回るカドミウムが検出された問題で秋田県は、秋田県産米の信頼回復のためのPR費用約140万円などを盛り込んだ補正予算案を開会中の県議会に提案した。
コメ関係


【12/15 コメのカドミウム汚染・信頼回復予算提案】

 1998年産のあきたこまちから食品衛生法の販売禁止基準を上回るカドミウムが検出された問題で秋田県は、秋田県産米の信頼回復のためのPR費用約140万円などを盛り込んだ補正予算案を開会中の県議会に提案した。

 同県農政部などは来年1月から、大消費地の9都道府県の卸売業者などを訪問。汚染米流通の経緯を説明して陳謝するとともに、カドミウム対策を説明したパンフレットを配布して秋田のコメの安全性を訴えていく方針。(共同)


【12/16 99年産コメの作況指数は「平年並み」】

 農水省が発表した1999年産水稲の作況指数の確定値は、全国平均で101の「平年並み」となった。九州は台風被害で不作だったが、近畿より東の地域は、おおむね天候に恵まれたため。収穫量は前年より22万t多い915万9000t。

 地域別では、北海道、東北、関東・東山(山梨、長野)、東海が103、北陸、近畿が102でいずれも「やや良」。中国が99で「平年並み」、四国は98、沖縄は97で「やや不良」、九州は9月下旬の台風18号で稲が倒れ、85の「著しい不良」となった。

 都道府県別では「良」(106以上)が福島1県、「やや良」(102~105)が岩手、新潟、京都など24都道府県、「平年並み」(99~101)は富山、福井など11県、「やや不良」(95~98)は山口、愛媛、高知、沖縄の4県、「著しい不良」(90以下)は九州7県。

 水稲の作付面積は178万ヘクタールで1867年からの調査開始以来最低を記録した。(共同)


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