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写真10 収穫溝埋め作業(後方から)
両サイドの土壌のオーガで寄せて溝に戻すが、やはりこのままでは寄せられた場所は軟らかい。それでは次の作業に支障を来たすので、ホイールトラクタのタイヤで踏んで充分に固めておくことが必要である。
写真11 フロントローダ利用の溝埋め
フロントローダに斜めに角材を括り付けることでグレーダとして利用できる。パワーショベルで収穫溝を掘削した場合は、充分な土壌の混和とはならないが、特に大きな問題はない。高能率作業が魅力である。
両サイドの土壌のオーガで寄せて溝に戻すが、やはりこのままでは寄せられた場所は軟らかい。それでは次の作業に支障を来たすので、ホイールトラクタのタイヤで踏んで充分に固めておくことが必要である。
写真11 フロントローダ利用の溝埋め
フロントローダに斜めに角材を括り付けることでグレーダとして利用できる。パワーショベルで収穫溝を掘削した場合は、充分な土壌の混和とはならないが、特に大きな問題はない。高能率作業が魅力である。
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村井信仁
農学博士
1932年福島県生まれ。55年帯広畜産大学卒。山田トンボ農機(株)、北農機(株)を経て、67年道立中央農業試験場農業機械科長、71年道立十勝農業試験場農業機械科長、85年道立中央農業試験場農業機械部長。89年(社)北海道農業機械工業会専務理事、2000年退任。現在、村井農場経営。著書に『耕うん機械と土作りの科学』など。
村井信仁の作物別・畑作野菜経営機械化講座
北海道での畑作野菜経営成立の背景には、農業機械化による生産技術の革新があった。その機械化が、大規模な野菜栽培を農業の原理原則に従う技術集約へと向かわせる可能性を与えた。そこで、北海道農業機械化の中心的な指導者として、開発と普及の両面からその役割を果してきた村井信仁氏に、畑作野菜の機械化経営技術をご解説いただく。その解説は、これから府県での畑作野菜経営を発展させようと考えている経営者にとって多くの示唆を与えるだろう。一方、北海道の経営者にとっては、農業経営の原理原則に立ち返った技術の再確認と新たな可能性を示すことになるはずだ。(編集部)
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