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BOOK REVIEW

銀座ナイルレストラン物語 日本で最も古く、最も成功したインド料理店

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銀座ナイルレストラン物語 日本で最も古く、最も成功したインド料理店 (P-Vine Books)

著者:水野仁輔
定価:1,680円(税込)
 出版社:Pヴァイン・ブックス


インド人のジャパニーズドリーム!

日本で最も古く、最も成功したインド料理店「ナイルレストラン」(1949年創業)のノンフィクション。創業者で、インド独立に身を捧げたG・M・ナイルは革命一筋で目玉焼きすらまともに作れなかった頑固親父。二代目A・M・ナイルは日本人の勤勉さとインド人の聡明さを併せ持つ自信家。アクが強いがどこか憎めない二人に、多くの人が魅了され店は繁盛していく。

店の看板メニュー「ムルギランチ」のレシピは創業当時から不変かつ門外不出で、日本はおろかインドにもない完全なオリジナル。人を惹きつけてやまないオーナー自身と「ムルギランチ」こそが「ナイルレストラン」の経営の両輪なのだ。

経営テクニックは真似できても、人を惹きつける「人間」としての魅力は真似などできない。「ムルギランチ」も「ナイルレストラン」のコックしか作ることができない。銀座で成り上がったインド人は「オンリーワン」を二つも持っていた。「我々日本人も負けてはいられない!」と思わず発奮してしまうサクセスストーリー。(井生明) 


銀座ナイルレストラン物語 日本で最も古く、最も成功したインド料理店 (P-Vine Books)
水野仁輔 G・M・ナイル 語り
ブルース・インターアクションズ
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