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女だからの経営論

長身の椎茸ブラザーズ

岐阜県川辺町の山間地で、椎茸栽培を続けている、横田さんのお宅を訪ねた。
長身の椎茸ブラザーズ


 岐阜県川辺町の山間地で、椎茸栽培を続けている、横田さんのお宅を訪ねた。着いたのはちょうどお昼時で、食卓には椎茸料理が並んでいた。椎茸のステーキに、キノコいっぱいの味噌汁、それから肉厚の椎茸を惜しげもなく使った加工品の数々…一度にこんなにいろんな椎茸料理を見るのは初めてだ。

「お母さん、ちょっと味付けが濃いよ」

 と、長男の横田尚人さん(27歳)。この家の人は、椎茸の味付けにめっぽううるさいんだなあ。

「息子たちはいつも椎茸を炭火で焼いて直売しているから、味に関しては私よりも敏感なんです」

 と笑って答える横田喜子さん(54歳)。


椎茸の炭火焼の直売?


 聞けば尚人さんと次男の千洋(25歳)さんは、原木椎茸のよさを伝えるべく、積極的に消費者の元を訪れ直売しているという。

二人とも見上げるほど背が高くカッコイイ。尚人さん187センチ、千洋さん185センチ。長身の「椎茸ブラザーズ」として、椎茸共々『売出し中』なのだ。

 私も主婦のはしくれ。スーパーにもよく行くけれど、見かけるのはマネキンのおばちゃんばかり。こんなお兄さんが二人で椎茸売っていたら、迷わず買ってしまうに違いない。最近巷では津軽三味線の吉田兄弟というのが人気だそうだが、「椎茸の横田兄弟」も負けてはいない。

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