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人生・農業リセット再出発

酔生夢死

酔生夢死という言葉がある。何もしないうちに一生を終えることを言う。人生何かをするには短すぎるが、何もしないには長すぎる。
 酔生夢死という言葉がある。何もしないうちに一生を終えることを言う。人生何かをするには短すぎるが、何もしないには長すぎる。神様は言う。人生お一人様一回限りにさせていただいております、と。講演会場で参加者に必ず質問することは、「今日こんな所で自分が死ぬなんて想像もしなかったというのが死んでいく人の共通点。さて集まっていただいた全員は死神に選ばれた人だけだと仮定しましょう。まだ死ぬのは嫌だという人は手を挙げてください」と。すると当然全員が挙手する。「あの世に連れて行くのを見逃してやってもいいが、一つだけ条件をつけましょう。それは全く同じ人生の繰り返しだが」と畳みかけると、まず会場はシーンとなる。

 あなたの夢を三つ教えてください、と続けるとほとんどが黙り込む。人生の彫刻には手段・道具であるノミ(仕事)と、夢・目的である設計図が必須。三つどころか一つの夢も考えつかないようだったら、日暮れ腹減る糞して寝る、でしかない。さて、あなたはその人生彫刻芸術の青写真を即座に示せるだろうか? 人が死ぬのは夢を捨てたとき、夢があるから活きている。

 群馬県の癌病院で講演を頼まれた時のこと。院長自ら高座で落語を始めた。曰く、「夢を持ち明るく笑える人に癌患者はいない」と。好きなことをやっている時はα波で脳力が最大限に発揮され、自然治癒力も高まる。β波はイライラしてストレスを受けている状態で脳力の十分の一も発揮できない。仕事も嫌々日課のごとくこなしていると人生も病気になる。何がどう転んでも面白い!と必要以上に明るい便所の百ワット電球のような、ネアカに捉える心構えが能率を上げ、回りにも好かれる面白人生になる。「仕事が楽しみなら人生楽園だ、仕事が義務なら人生は地獄だ」とはゴーリキー。

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