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人生・農業リセット再出発

日々是好日

「日々是好日(これこうじつ)」とは、来る日も来る日も楽しく良い日が続くことを言う。あなたは毎朝、目が覚めるのが楽しみですか?と聞かれて、即座に何と答えるだろうか。明日は遠足だ、運動会だ、旅行だ…そんな夜中に目が覚めて、まだこんな時間か、早く夜が明けないかな、とワクワク、ゾクゾクの期待と感動の幼少時代の新鮮さはまだ残っているだろうか。
「日々是好日(これこうじつ)」とは、来る日も来る日も楽しく良い日が続くことを言う。

 あなたは毎朝、目が覚めるのが楽しみですか?と聞かれて、即座に何と答えるだろうか。明日は遠足だ、運動会だ、旅行だ…そんな夜中に目が覚めて、まだこんな時間か、早く夜が明けないかな、とワクワク、ゾクゾクの期待と感動の幼少時代の新鮮さはまだ残っているだろうか。

 人間は受精してから十ケ月と十日でこの世に出てくる。「朝」を分解してみると「十月十日」となる。子宮からこの世に出た瞬間、産声をあげて総てが目新しいこの世が始まる。朝が来るということは、毎日がこの生まれ出た時の感動を再生すること。にも関わらず、人は歳を取るたびに「どうせ」という既成観念がどんどん巣くってしまい、感動の眼が曇って諦めに変化していく。この精神的老化が最大の敵である。その特効薬の一つはいつも好奇心であろう。

「カラス~、なぜ鳴くの~♪」の童謡でも、そう考えると難点が見えてくる。「七つの子があるからよ~♪」の「七つ」とは?七羽か七歳か。カラスは動物学的に五個以上の卵は産まない。寿命も四年以内だから、子供が七歳では、けた外れの婆さんで、それはありえない。こういう風に、待てよ、とハスに構えて物事を観ると好奇心で一杯になってくる。日本の農業を一万メートル上空の職場から観て、また全国津々浦々を講演で飛び回って眺めるに、個々人が田畑をそれぞれ耕して、後継者がいないとか、機械購入代が肥料代がと日々孤軍奮闘している。現在六十一億人の世界人口は後三十年以内で確実に八十数億人を超える。かたや世界の穀物作付面積は二十年以上前から横ばいで推移している。日本の食料自給率は四十%で、穀物に至っては僅か二十七%。なのに減反拡大や輸入農産物は増え続けている。世界人口増加、地球温暖化で水不足や砂漠化が迫っている。十三億人を抱える中国で一人が一目三個の卵を食べられるように計画発表。その鶏に食べさせる飼料はカナダの穀物生産量一年分になるとか。金銭で食料を輸入できるうちは良い。金も発展途上国の攻勢で輸出減、懐はこれから厳しくなる。地球天候不良にでもなれば日本はパニックだろう。なぜ個人が年に一時期しか使わない高い農機具を購入して、狭くて効率の悪い田畑をバラバラに耕作しているのか。だったら農地法を改正して農業経営株式会社や商社経営などを全国に作って、みんなが勤め人になれば効果的ではないのか。農業は儲かる、面白い、創造の喜びや役割分担が活かせる、自分の時間ができるなど展望はかなり開けると私は想う。なぜ出来ないのかではなく、どうすれば出来るのか。その方法論を産み出していくのが日本農業の将来ではないだろうか。

 日々是口実では、豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂国(みずほのくに)に明日は無い。

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