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編集長インタビュー

経営経験がある62歳の小僧として農業にかかわっていきたい

平松 日本では「楽しい」が享楽、非道徳の意味になってしまうんです。でも、米国でenjoyというと「頑張れ」という意味なんですよ。Enjoy your challenge!ですと、困難を楽しみながら乗り越えよ、という意味です。農業は、原始的かつ究極のクリエイティブな仕事なのですから、心から楽しまないと絶対に損ですよ。


小僧comを成功させ農業にかかわるのが夢

昆 今回、インタビューさせていただいた理由のひとつには、平松会長自身も将来的に農業にかかわっていかれたいという思いがあるからですが、具体的にはどんなことをなさりたいでしょうか。

平松 今、北海道から沖縄まで出かけて勉強しているところなんです。まず小僧comを成功させ、その利益で農業の企業化を実現したいなと思います。僕にとって農業は非常に夢のある分野なんですよ。ノスタルジー志向で言っているのではなく、エレクトロニクスとかバイオ、スペーステクノロジー、さらにファイナンスなど、様々な分野のビジネスが複合的にかかわってくる農業は、ビジネスとしてのチャンスがあるととらえています。僕はまだ62歳、団塊世代の小僧ですけど(笑)今まで培ってきた経営のノウハウを活かして、農業という新しい産業にチャレンジしたいと考えています。

昆 大変ありがたいお話です。

平松 僕はソニーにいて創業者の盛田昭夫さんから「ネアカ主義」、ポジティブ思考を学びました。農業を取り巻く環境は大変だと思いますけど、どの業界も大変なんです。でも、ネアカ主義でその大変さを楽しみながら、作り出すものの価値を高めていけば、ビジネスそして人生の可能性も広がっていくと信じています。僕も早く小僧comを成功させ、農業経営者の仲間入りをしたいと思います。

昆 平松会長には本誌読者にもなっていただきました。今後ともよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

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