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農業情報クリップ

2001年9月~10月 農業情報ピックアップ

【9/26 新セーフガードの詳細提示】

 日本政府は、WTOの農業交渉特別会合で、日本が提案している農産物の新型セーフガードの詳細を文書で提示した。特別セーフガードが認められている農産物以外にも「迅速かつ効果的な」輸入制限をかけることが狙い。日本政府の説明によると、小麦や乳製品などは輸入に当たっての関税化と引き替えに、輸入急増の際は高関税をかける特別セーフガードの発動が認められている。しかしキュウリやキャベツなどはこうした「安全ネット」がないため、今回の提案となった。具体的には、輸入数量や価格の下落について一定の水準を満たした場合は高関税を自動的に発動できるようにする。(共同)


遺伝子組み換え食品


【9/21 遺伝子組み換え食品に独自マーク 東京都】

 東京都は、改正JAS法に基づき、遺伝子組み換えの有無の表示が義務付けられている食品に付ける独自のマークを発表した。2重の円の中心に「遺伝子」と表示。その周りを「組換え」「非組換え」「不分別」と3分割し、どれかを矢印で示す絵柄。12月1日から都内で販売される商品に表示されるよう、関係業者に協力を求める。都によると独自のマークを作ったのは全国で初めて。(時事)


【10/2 スターリンク混入なし】

 日本で承認されていないトウモロコシの遺伝子組み換え品種「スターリンク」が、米国産の飼料用トウモロコシのタネに混ざっていないか独自に検査していた、飼料作物用種子の業界団体「日本草地畜産種子協会」は、すべての検体で混入はなかったと発表した。検査したのは、米国から輸入された飼料用トウモロコシのタネ34品種。7月から9月にかけて国内で購入できた市販品について、同協会の研究所でスターリンク特有のタンパク質と遺伝子が含まれているかどうかを調べていた。同協会によると、この34品種で国内に流通する米国産飼料用トウモロコシ種子の約7割を占めているという。(共同)


テクノロジー


【9/12 サツマイモの葉が増殖抑制 O―157を試験管内で】

 サツマイモの葉に病原性大腸菌O―157の増殖を抑える成分が含まれていることが、農業技術研究機構九州沖縄農業研究センターの試験管内の実験で分かった。11月にペルーで開かれるサツマイモに関する国際シンポジウムで発表する。同センター畑作研究部らは、サツマイモの葉が病気になりにくいことに着目、葉に病原菌を防ぐ成分があるとみて2年前から研究している。培養液にO―157と粉末にしたサツマイモの葉を入れたところ、菌は全く増えなかった。食中毒の原因となるサルモネラ菌と黄色ブドウ球菌でも、増殖抑制効果を確認した。(共同)


【9/19 松阪牛のクローン牛が誕生 三重県農業技術センター】

 国内でも最高級の肉質として知られる松阪牛のクローン牛が、三重県嬉野町にある三重県農業技術センターで初めて誕生した。今回誕生したクローン牛は、国内でも最高級の肉質として知られる松阪牛の中でも、一昨年の品評会で最優秀の一席に選ばれた雌牛から細胞を取り出して、別の牛の核を取り出した卵子に移植したいわゆる体細胞クローン牛。(NHK)


【9/28 低温に強いイネを開発 遺伝子組み換えで農技研】

 農業技術研究機構・北海道農業研究センターなどは、遺伝子組み換えにより、活性酸素を除去する酵素の活性を高めた、低温に強いイネを作ることに成功したと発表した。低温に強いイネの開発は世界でも3例目という。イネは低温に長くさらされると、活性酸素が増えて細胞が破壊され枯れる。しかし高温の状態に置くと、活性酸素を除去する酵素、アスコルビン酸パーオキシダーゼ(APX)が活性化し、低温に強くなることが分かった。(共同)

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