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農業情報クリップ

2001年12月号農業情報ピックアップ


 小泉首相はWTO交渉関連閣僚懇談会で、ドーハで始まる閣僚会議について「新ラウンド立ち上げに全力をあげ、国益が十分に反映されるよう一致協力を」と述べ、同会議で新ラウンドの開始合意を目指すよう指示した。武部農相は、新ラウンドの内容を盛り込む閣僚宣言の中で、農業国が主張する「工業品並み自由化」など、既に始まっている農業自由化交渉の行方を先取りするような表現は避ける方針を示した。(共同)


テクノロジー



10/9 水稲は「たきたて」など


 農水省は、全国の農業試験場などが育成した水稲、大豆など16作物の計29品種を新たに命名登録した。優良な特性を持ち、普及させる価値のあるものが選ばれた。水稲は宮城県が奨励する「たきたて」、北海道の「あやひめ」など、もち米に似た冷めてもおいしい低アミロース米が3品種。消化しやすいタンパク質グルテリンの量が少なく、腎臓病患者の食事に適した「エルジーシー1」、「春陽」の2品種も登録された。大豆はアレルゲンが極めて少ない「ゆめみのり」、長野県の奨励品種「すずこまち」など4品種。(共同)


10/23 子牛の時点で乳の出具合を遺伝子判定


 農医薬部門の統合会社、アリスタライフサイエンスは、牛の遺伝子を調べて成牛になったら乳をどれくらい出すか判定するビジネスを始める。乳牛と肉牛では与えるえさなど育て方が違うため、畜産農家にとっては効率的な牛の育成が可能になる。牛の乳の出具合を調べる遺伝子検査ビジネスは世界的にも例がないとしている。検査の価格は1頭2500円程度の見込み。(読売)


11/6 がん細胞 植物から抽出した化合物に抑制効果


 岐阜県国際バイオ研究所と県保健環境研究所は、植物から抽出した化合物ががん細胞の抑制効果を持つことを発見したと発表した。また、保健環境研究所と民間企業の共同研究で、別の植物から肥満予防に効果のある化合物も抽出した。インドに自生するフタバガキ科植物から抽出した約30種類の化合物のうち、2種類ががん細胞増殖を抑制することを確認した。また、中南米に自生するキク科植物から抽出した化合物は、脂肪前駆細胞に作用し、脂肪細胞が作られるのを抑制する働きを確認した。(毎日)


トピックス


10/15 全農と6経済連が合併へ


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