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農業情報クリップ

2002年11~12月 農業情報ピックアップ

【11/21 北海道で狂牛病の牛 国内2頭目】

 北海道の牧場で飼育されていた乳牛が、狂牛病であることがわかった。厚生労働省は同日夕、東京で専門家会議を開き、診断を確定して正式に公表する。日本国内で狂牛病の発生が確認されたのは、9月10日、千葉県白井市の乳牛に続き2例目。すべての食肉用の牛を対象とした全頭検査が始まってからは初の確認となる。(朝日)


【11/21 狂牛病の牛は同じ農場生まれ】

 狂牛病に感染した国内2頭目の牛が見つかった問題で、農水省の熊沢事務次官は会見で、この牛が飼育されていた北海道猿払村の農場で生まれた乳牛であることを明らかにした。(共同)


【11/27 セメント工場で肉骨粉の焼却実験 農水省】

 狂牛病の感染源とされる肉骨粉の焼却処分を加速するため、農水省は、セメント工場では国内初となる焼却処理の実験を大分県津久見市の太平洋セメントで行うと発表した。肉骨粉をセメントの原料として再利用する際に、安全性や品質面で支障がないかなどを調べる。狂牛病の病原体とされる異常プリオンがたんぱく質であることから、肉骨粉中のたんぱく質が焼成炉で完全燃焼するかを確認する。(時事)


【12/1 3頭目の狂牛病確認 埼玉で検査の群馬産牛】

 厚生労働省が実施している狂牛病の全頭検査で30日午後、さいたま市の食肉衛生検査センターで検査を受けた群馬県産の5歳8ケ月のホルスタイン種廃用乳牛1頭が狂牛病に感染していることが確認された。2日午後に開かれる同省の専門家会議による最終的な確定診断を経て、狂牛病と断定される見込み。この牛は焼却処分される。(時事)


テクノロジー


【11/9 イネの遺伝子6割を解読 解析研究に弾み】

 農水省が進めるイネのゲノム解析研究に携わっている同省所管の特殊法人、生研機構は、約3万個あるとみられているイネの遺伝子のうち、2万8千個を完全な長さで採取し、うち全体の6割に当たる1万7千個について塩基配列の解読を完了した、と発表した。植物で1万個以上の遺伝子を集めて解読したのは世界でも初めて。イネの形質や形を決定するタンパク質の合成に関係する領域が多く含まれており、「イネゲノムの研究を加速させる成果」(同機構)だという。(共同)

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