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農業情報クリップ

2002年11~12月 農業情報ピックアップ

【11/26 主食用の米販売14万t増】

 食糧庁は、2001米穀年度の自主流通米と政府米を合わせた主食用うるち米の販売数量が計393万5000tとなり、前年度を3.8%、14万4000t上回ったと発表した。年間販売量が増えたのは1999米穀年度以来2年ぶり。同庁によると、政府米の増加は自主米と競合する産地品種銘柄の販売自粛を中止したのが主因。低迷していた自主米の市場価格が持ち直し、卸業者が在庫を積み増したことなども背景にあるという。(共同)


【11/27 6年連続の米価引き下げ答申 食料審】

 食料・農業・農村政策審議会は、2002年産米の政府買い入れ価格(政府米価)を政府諮問案通り引き下げるよう武部勤農水相に答申した。政府米価の引き下げは6年連続。これにより、政府米価は60kg当たりで前年比2.8%安い1万4295円、政府の標準売り渡し価格は同1.2%安い1万6959円となる。(時事)


【11/27 コメの落札価格、前年比5.2%上昇】

 自主流通米価格形成センターが実施した2001年産米の第7回価格入札で、上場70銘柄の平均落札価格は前年同期比5,2%上昇し、60kg当たり1万6537円となった。ただ、前回10月との比較では、ほぼ横ばいの銘柄が大半を占めた。(時事)


【11/30 全国18ケ所で利用率50%】 

 農家が共同で利用するカントリーエレベーターやライスセンターと呼ばれる米麦の乾燥、貯蔵施設について、規模を過大に見積もったため、10道県の18施設で利用率が平均50%程度しかないことが会計検査院の調べで分かった。検査院は施設の規模を決める際の検討が不十分と指摘。農水省は、利用者をきちんと把握してから計画を立てるよう各農政局や都道府県に通知した。(共同)


【11/30 基準値上回るカドミウム検出 宮城県産米】

 宮城県は、食糧庁が実施した2001年産米のカドミウム調査で、同県迫町産の「ひとめぼれ」と「まなむすめ」計2340kgから、食品衛生法で定められた安全基準の1ppmを上回るカドミウムが検出されたと発表した。同庁の調査で基準を上回るカドミウムが検出されたのは、1999年の秋田県産米以来。県は焼却処分した上で、土壌調査などによって原因を詳しく調べる。(時事)

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