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農業情報クリップ

2002年4月~5月 農業情報ピックアップ

食の安全・安心


【4/15 中国産鶏肉、一部輸入停止】

 農水省は、中国河北省の食鳥処理場で加工された鶏肉からニューカッスル病ウイルスを検出したと発表した。同省は、中国政府に出荷農場の特定を要請するとともに、同処理場からの鶏肉の輸入を停止する措置を取った。(時事)


【4/26 ホウレンソウから基準値超える量の農薬を検出】

 全国約4万人の農業従事者で作る農民連は、外食店などのホウレンソウ食品3品から国の安全基準値を超える農薬が検出されたと発表した。日本では使用禁止の農薬も見つかっており、農民連は国の検査体制の強化を求めている。調査対象は、今月5~11日に東京都と埼玉県の外食店やコンビニなど計11店で販売されたホウレンソウのソテーやごまあえ。(毎日)


雪印関連


【4/27 農林中金が雪印に数百億円支援へ】

 子会社の牛肉偽装事件で業績が低迷している雪印乳業が、主力金融機関の農林中央金庫から数百億円規模の金融支援を受ける方向で調整に入ったことが明らかになった。子会社や牛乳部門などの事業、子会社の切り離しに伴って来期以降、債務超過に陥る懸念があるためで、債権放棄と債務の一部を出資に振り替えるデットエクイティスワップ(DES)を組み合わせる案が有力だ。雪印乳業は、全農と伊藤忠商事による増資の引き受けと、農林中金からの金融支援で早期の経営再建を目指す。(読売)


【5/10 雪印食品5人、詐欺で逮捕】

「雪印食品」(今年4月解散]が輸入牛肉を国産牛肉に偽装していた事件で、兵庫、埼玉両県警などの合同捜査本部は、業界団体に買い取り申請したとされる元本社ミート営業調達部長の畠山茂容疑者ら当時の幹部社員5人を、約1億9500万円の買い取り代金をだまし取ったとする詐欺容疑で逮捕した。また、同本社や関西ミートセンター、容疑者の自宅など数か所を一斉捜索した。5人とも容疑を認めている。(読売)

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