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農業情報クリップ

2002年5月 農業情報ピックアップ

5/24 食品表示の全国調査、4330施設で違反見つかる 一連の食品の虚偽表示問題を受け、各都道府県が食品工場やスーパーなど約18万7000施設に立ち入り検査した結果、食品衛生法上の表示違反が約2%の4330施設で見つかったことが厚生労働省のまとめでわかった。表示自体がない食品が704施設で見つかったほか、期限表示、製造加工者の名前・所在地など部分的な記載漏れが延べ2996施設で確認された。(読売)
雪印関連

【5/18 元専務と元常務を逮捕、元社長宅も捜索】

 雪印食品の国産牛肉偽装事件で、兵庫、埼玉両県警などの合同捜査本部は、食肉部門責任者で元専務の桜田弘巳、元常務で関東統括支店長の井上正躬の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。両容疑者の自宅のほか、関係先として初めて吉田升三・元社長の自宅も捜索した。今月、元ミート営業調達部長の畠山茂容疑者ら幹部5人が詐欺容疑で逮捕されているが、経営陣の逮捕は初めて。(読売)


【6/5 牛乳新会社「2年目黒字」目標 雪印ブランドは存続】

 雪印乳業、全農、全酪連の三者が牛乳事業を統合して来年1月に発足する新会社の概要が固まった。年間売上高約2300億円の国内最大の牛乳メーカーとなり、1年目は赤字だが、2年目からの黒字化を目指す。社名や役員人事は8月までに決めるが、社長は全農が派遣する。新会社の牛乳のブランドについては、「青パック」の愛称で北海道を中心になじみのある雪印ブランドは当面存続し、消費者の反応を見たうえで存廃の結論を出す方針。(毎日)


狂牛病関連

【5/13 4頭目の代用乳は過去の感染牛と同工場製】

 北海道音別町の牧場から出荷された6歳の乳牛が国内4頭目の狂牛病と判定された問題で、この牛に与えられていた代用乳が、過去3頭の感染牛に使われたものと同じ工場で製造されたことが分かった。この工場は全農の子会社の飼料メーカー「科学飼料研究所」高崎工場。道内で生まれた2頭の感染牛には同工場製の「ミルフードAスーパー」が、同県宮城村の3頭目にはやはり同工場製の「ぴゅあミルク」が与えられていた。(毎日)


【5/17 96年3、4月生まれの乳牛 検査の方針】

 農水省は、国内の狂牛病感染源の究明に向け、4頭の感染牛と同じ96年3、4月生まれの乳牛(全国で推定約2万6000頭)に対象を絞ったBSE検査をする方針を決めた。農水省はこれまで、特定年齢の牛などに絞り込んだ感染源究明の対応はとらず、出荷された牛を幅広く検査し、共通点などを探る姿勢を示していた。しかし、国内で見つかった4頭の感染牛の生年月日がきわめて近く、同じ工場の代用乳が与えられていたことがわかり、武部農相が早急に検討を指示した。(毎日)

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