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特集

農薬は誰のために?

【マイナーもメジャーも病害虫では同じ】

 マイナー作物を栽培されている農家は気の毒だと思います。一つの農薬を登録申請するに当たって、億単位の実験経費がかかるそうですね。マイナーな作物ではその経費分の元が取れないので、農薬メーカーは登録申請すらしないと聞きました。マイナー作物だって病害虫は発生するし、農薬を使わざるを得ない状況もあるでしょう。

(山口県・畜産農家)


【適用外使用があるのは行政の怠慢】

 投下する経費に対して販売量が少ないため、農薬メーカーはマイナー作物の農薬登録を申請しない。それなのに適用外使用と言われるのであれば生産の継続そのものが難しくなってくる。このことを放置しておいて、適用外の使用は大目に見るといった農水省の姿勢は、行政の怠慢を自ら認めているようなものだ。  

(不明・花き農家)


【基準がデタラメなのでは】

 マイナー作物には、農薬メーカーや県などの協力がなければ適用拡大はできないし、フードファクターやADIの縛りなどもある。
 その産地にとっては、農薬使用ができないことは致命的なので、行政の強力な支援が必要である。適用外作物等についてもずいぶんでたらめな基準なので、なんとかできないだろうか?

(高知県・野菜農家)


【消費者に農薬の特性を説明しよう】

 農薬の登録拡大に莫大なコストのかかる現状では、農薬メーカーとしてはマイナー作物に登録を拡大するのはリスクが高いだろう。

 現段階では、マイナー作物に限らず全ての作物について、適用外使用は仕方ないのかもしれない。しかし、その場合生産者として消費者に農薬というものの特性をきちんと説明しないといけないだろう。

 国内で登録のある農薬は、その散布最終期日を守りさえすれば人体に影響が出ることはなく、仮に収穫前日にかけたものでも長期間大量に食べなければ人体に影響は出ることはない。問題なのは収穫後使用するポストハーベスト農薬ではないだろうか。

(北海道・野菜農家)

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