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【「食」のビジネスパートナーを探せ!】
第12回
- 西田真二
- 第12回 2002年11月01日
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Q:ここは神戸の南京町のまん中ですが、店は最初からここにあったのですか。
伊藤:最初はもっとJR寄りにあって、戦後今の場所に移ったんです。店は日本郵船に勤めていた祖父が、退職後に始めました。創業時はテーブルもわずか3卓しかない小さなレストランで、常連のお客様ばかりだったそうです。入口のところにお客様の名前入りのナプキンリングを付けたナプキンが積んであって、お店に来たお客様は自分のものをとってテーブルに行くんですよ。料理はおまかせのコースです。今の店は30席です。
Q:創業時のコース料理のお値段は、いくらぐらいだったのでしょうか。
伊藤:素うどんが7銭の頃、75銭だったそうです。シチューのような煮込み料理とか、ステーキがメインディッシュでした。ステーキは、客席から見える位置に釜があって炭火で焼くんです。このスタイルが評判で常連客を増やしたそうです。当時のお客様は、外国人の方や海外生活を経験したような方が多く、わざわざ遠方からお見えになる方もいたようです。
Q:売れ筋の定番は、今も炭焼きステーキとシチューですか。
伊藤:和牛フィレステーキ120gと和牛サーロインステーキ150gがそれぞれ3,000円、ビーフシチューとタンシチューが2,300円、おまかせのフルコースディナーで4,800円といったところが売れ筋ですね。
Q:伊藤さんはいつから店に入ったんですか。
伊藤:僕は高校を卒業してすぐ東京に出たんですよ。神田の万惣という、果物店が経営するレストランに2年いました。万惣を辞めたのは、神戸の海を埋め立てて作ったポートアイランドでポートピア博覧会が開催された時です。ポートピアホテルでスタッフを募集していたので戻ることにしたんです。そこで採用され、バンケットの配属になりました。
伊藤:最初はもっとJR寄りにあって、戦後今の場所に移ったんです。店は日本郵船に勤めていた祖父が、退職後に始めました。創業時はテーブルもわずか3卓しかない小さなレストランで、常連のお客様ばかりだったそうです。入口のところにお客様の名前入りのナプキンリングを付けたナプキンが積んであって、お店に来たお客様は自分のものをとってテーブルに行くんですよ。料理はおまかせのコースです。今の店は30席です。
Q:創業時のコース料理のお値段は、いくらぐらいだったのでしょうか。
伊藤:素うどんが7銭の頃、75銭だったそうです。シチューのような煮込み料理とか、ステーキがメインディッシュでした。ステーキは、客席から見える位置に釜があって炭火で焼くんです。このスタイルが評判で常連客を増やしたそうです。当時のお客様は、外国人の方や海外生活を経験したような方が多く、わざわざ遠方からお見えになる方もいたようです。
Q:売れ筋の定番は、今も炭焼きステーキとシチューですか。
伊藤:和牛フィレステーキ120gと和牛サーロインステーキ150gがそれぞれ3,000円、ビーフシチューとタンシチューが2,300円、おまかせのフルコースディナーで4,800円といったところが売れ筋ですね。
調理一筋、“カエル”の子
Q:伊藤さんはいつから店に入ったんですか。
伊藤:僕は高校を卒業してすぐ東京に出たんですよ。神田の万惣という、果物店が経営するレストランに2年いました。万惣を辞めたのは、神戸の海を埋め立てて作ったポートアイランドでポートピア博覧会が開催された時です。ポートピアホテルでスタッフを募集していたので戻ることにしたんです。そこで採用され、バンケットの配属になりました。
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