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農業情報クリップ

2002年9月~10月 農業情報ピックアップ

無登録農薬


【9/11 無登録農薬 土壌殺菌剤、4県で販売】
 無登録農薬が全国に出回っている問題で、新たに「PCNB」という土壌殺菌剤が茨城、長野、石川、群馬の4県で販売されていたことがわかった。

 農水省農薬対策室は「回収中のものとは別の商品で、輸入業者が中国から新たに仕入れた。土に注入して使うので、作物に農薬が残る危険はない」と話している。(朝日)


【9/13 長野県が無登録農薬紹介 ヤマウド農家に一覧表配布】
 長野県上伊那農業改良普及センターが昨年、管内のヤマウド生産農家に無登録農薬を紹介したり、他の農作物用に登録された農薬の転用を勧めていたことが分かった。

 同センターによると、昨年ヤマウド栽培指導の講習会で、センター職員が、10数戸のヤマウド生産農家に無登録農薬などを記載した一覧表を配布。その中で無登録農薬「レジサン水和剤」を白絹病用に紹介していた。(共同)


【9/26 新田郡農協を家宅捜索】
 発がん性が指摘される無登録農薬が販売されていた問題で、群馬県警生活環境課は、農薬取締法違反などの疑いで新田郡農協や同農協尾島支所の家宅捜索を始めた。一連の無登録農薬問題で農協が強制捜査を受けるのは初めて。(毎日)


【9/28 梅干し原料から無登録農薬】
 和歌山県は、同県名産の梅干し製品用に塩漬けした梅から、発がん性が指摘されている無登録農薬「ダイホルタン」が検出された、と発表した。梅干しのサンプル調査を実施するとともに、原料の梅を出荷した農家を立ち入り検査して農薬の使用状況などについて調べる。(共同)


【9/29 無登録農薬使用で損失10億円超】
 無登録農薬使用で廃棄された農産物はナシなど17品目、計4281tで損失額は10億3000万円以上となることが、読売新聞の調査で分かった。

 7種類計169t以上の無登録農薬が42道府県で販売されており、違法販売には11農協が関与していた。(読売)

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