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農業情報クリップ

2002年9月~10月 農業情報ピックアップ

残留農薬


【9/19 中国産春菊から農薬】
 厚生労働省は、中国産冷凍春菊の輸入時の検査で国の基準の最大7倍に当たる残留農薬クロルピリホスが検出されたため、検査を強化したと発表した。

 厚労省によると、8月と9月に2回、冷凍春菊からクロルピリホスが、基準値0.01ppmに対しそれぞれ0.07ppm、0.05ppmの濃度で検出された。(共同)


【9/20 米国産ホウレンソウにペルメトリン】
 東京都は、日本ハムグループの「ジャパンフード」が米国から輸入した冷凍ホウレンソウから基準値を超える農薬、ペルメトリンが検出されたと発表した。

 ペルメトリンは野菜、果樹の害虫駆除の他、家庭用殺虫剤にも使われ、国の検疫所でこれまでに2回、米国産ホウレンソウから検出された例がある。今回の検出量では健康に影響はないという。(毎日)


【9/24 冷凍食品は国産を志向】
 製品輸入促進協会が発表した消費者の輸入品に対する意識調査によると、中国野菜の残留農薬問題の影響で、冷凍加工食品について「国産品を選ぶ」と答えた人は全体の64.4%に上り、「輸入品を選ぶ」とした人の1.2%を大きく上回って、食品の中で国産品志向が最も高い品目となった。

 食品の中で国産品志向が高かったのは、冷凍加工食品に続いて生鮮食肉(59.9%)、生鮮野菜・果物(59.6%)が挙げられた。(共同)


残留農薬


【9/13 日ハム関係、全箱検査へ】
 日本ハムグループの牛肉偽装事件を受けて、農水省は、同社本体が買い取りを申請した牛肉の796tのうち、国の検査が済んでいない約683tの全箱検査を始めると発表した。

 対象の肉は、7都道府県の10倉庫に保管中。同省はこれらを兵庫県西宮市にある日本ハムグループの倉庫に順次移し、問題のある肉が混入していないか調べる。(共同)

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