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「食」のビジネスパートナーを探せ!

第15回

Q:木谷さんは、もとは機械工学的なお仕事をなさっていたそうですが。 木谷:ええ、ベアリングプラントの設営をやっていました。ルーマニアに赴任していた時に、ちょうど子供も幼稚園だしここらで生き方を考え直そうと思いましてね。それで転職を考えたんですよ。父が農業をしていまして、まったく知らない世界でもないし、作るのは大変だし苦手ですが、売る方なら何とかできそうだと考えて八百屋を始めたんです。八百屋は始める時にはお金が掛かりませんしね。そして八百屋が食品スーパー「きたにフレッシュマート」に発展したのです。
Q:木谷さんは、もとは機械工学的なお仕事をなさっていたそうですが。

木谷:ええ、ベアリングプラントの設営をやっていました。ルーマニアに赴任していた時に、ちょうど子供も幼稚園だしここらで生き方を考え直そうと思いましてね。それで転職を考えたんですよ。父が農業をしていまして、まったく知らない世界でもないし、作るのは大変だし苦手ですが、売る方なら何とかできそうだと考えて八百屋を始めたんです。八百屋は始める時にはお金が掛かりませんしね。そして八百屋が食品スーパー「きたにフレッシュマート」に発展したのです。

Q:この堺市の深井店が1号店ですか。

木谷:そうです。ここが100坪、2号店の高石市の店が半分の50坪で、売上げは6000万円と3300万円になります。「きたにフレッシュマート」では、他の店との差別化を図るために、マイナスイオン水製造機を置いて無料提供したり、その水で栽培した野菜を仕入れたりしています。ここ数年食品スーパーの競争が激しくなってきまして、価格の安さだけでなく、食品の安全性でお客様の要望に応える必要が出てきました。食品添加物や遺伝子組み替え食品、農薬問題などで食品の安全性への消費者の関心が非常に高まっていますからね。ですから他と同じ価格で売るにしても、他にはないような健康的なイメージの食品が欲しいし、他にはできないサービスを提供することも必要なんです。マイナスイオン水の提供もその一つです。

Q:マイナスイオン水は無料提供ですが、容器だけはお客さまが買う仕組みになっていますね。

木谷:そうです。これを設置してから、お客様の反応が凄く良くなりました。「料理に使うと美味しくなる」とか、「銘柄米でなくとも、この水で洗米して炊くと味がワンランクアップする」とか、実に評判が良いのです。青果物に関しても、マイナスイオン水で栽培したものは、農薬を使っていない安全で美味しい農産物という評判でよく売れるんです。ただ残念なことに、この水で作る生産者が少ないんですよ。

Q:「農ぶらんど」の商品をインターネットで取り寄せようと考えたのは、何がきっかけですか。

木谷:いま全国のスーパーには800台程この機械があるのですが、マイナスイオン水で栽培した野菜は全国で取り合いになっているんです。仕入れたくてもないということがあって、じゃあそれに準じる様な、少しでも安全でおいしい野菜はないかと探していた時、「農ぶらんど」のことを知ったのです。

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