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農業情報クリップ

2003年2月 農業情報ピックアップ

農薬問題


2/7 農薬の使用適正化を要請


 総務省は、行政評価・監視の結果、都道府県や農協の農薬使用基準に、未登録の薬品の使用を認めるなど不適切な例があるとして、農水、厚生労働両省に指導、改善するよう通知した。

 通知によると、14道府県で調べたところ、防除基準では49作物で国の基準に適合しない使用方法が174あった。防除暦では、35農協で127方法が不適合だった。(共同)


2/26 ホウレンソウ 中国産冷凍品の輸入自粛を解除


 厚生労働省は、残留基準を超える農薬が相次いで検出された中国産冷凍ホウレンソウの輸入自粛を7ヶ月ぶりに解除した。現地調査で、中国側の残留防止対策が確認されたとしている。

 今後、再び違反が発見された場合は、ただちに中国政府と協議し、食品衛生法に基づく輸入禁止措置の発動を含めた検討を行う方針。(毎日)


テクノロジー


2/8 レンジの加熱だけで甘くなる焼きイモ 作物研究所が開発


 電子レンジで10数分加熱するだけで、甘い焼きイモになるサツマイモの新品種「クイックスイート」を、農業技術研究機構の作物研究所が開発した。これまでのサツマイモは、70℃程度の温度で40~50分加熱しないと、甘みが増しにくかった。同研究所の中谷・甘しょ育種研究室長は「新品種なら、手軽においしい焼きイモが楽しめる。サツマイモの需要拡大につなげたい」と話している。(毎日)


2/22 食べる花粉症治療に道 コメの遺伝子組み換え


 スギ花粉症の原因となる物質の遺伝子を組み込んだコメをマウスに食べさせ、花粉症の症状を引き起こす免疫の働きを抑えることに、慈恵医大の斎藤助教授と東北大農学部などが成功した。呼吸困難やしびれ、ショック状態などの副作用は見られず、食べる花粉症治療に道を開く成果。遺伝子組み換え食品を口にすることへの抵抗はありそうだが、人間でも安全性や効果が確認できれば、新たな予防、治療法として期待される。(共同)


3/3 寒さに強いラベンダー開発


 トヨタ自動車は、寒さに強いラベンダー「ラビットイヤーズ」や、従来のチェリーセイジよりも大輪で鮮やかな赤い花が咲く「キルシェレッド」など4品種を開発したと発表した。ラビットイヤーズは冬でも黄緑色の葉が変色したり枯れたりせず、キルシェレッドは初夏から晩秋まで次々と鮮やかな赤い花を咲かせるという。(共同)

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